シェア2%未満のマイナOS(笑)を常用して良かった事とそうでない事

 Net Applicationsからの2020年3月のデスクトップOSのシェアによるとLinuxは1.4%と2%未満のシェアを維持(笑)してるらしい。OSXは9%、Chromeは0.4%とこの統計によるとOSX以外は無視出来るレベルでChromebookでどうちゃらとか騒いでるのは無視出来るレベルのマイノリティである事が解る。この無視出来るマイナOSを15年以上常用している身として良かった事とそうでなかった事を振り返ると

・良かった事:

 ・ストレス解消

  感受性は個人差があるがWindows(特に8以降)のUIに全く馴染めず溜まるばかりのストレスをUbuntuは解消してくれた。15年前はXPの時代だが当時はFedora4〜6を常用していて当時のOpenofficeはMSOfficeとの互換性は低かったがそれでも一応使えるレベルには到達していた。その後DellMini9のUbuntu8.04入手によりUbuntuに移行し9.04、10.04、14.04、16.04、18.04と今に至る。ソースが開示され自分でビルド出来る環境が無料で誰でも入手出来るのであれば中身が分からないと不安になる性格としてはそちらに走らぬ理由は無い。尚ここで言うストレスにコンパイル・ビルド・それに伴う情報収拾やトラブル対応の要する工数は含まないものとする。まあ趣味という事ですな。

 ・柔軟な選択肢

  問題解決手段に柔軟性が有る(さまざまなディストリ、パッチ等の対策を自分で試して状況解決を試みる事が出来る)、換言すれば自分で何か出来る事が増えるのは中身が分からなくて何も出来ず時間と金を浪費するのに比べると遥かに良い(それが徒労に終わったとしても)。OSが起動しなくなった場合でもUSBメモリやCDROMからブートして復元作業を行える等緊急事態でも柔軟に何らかの解決手段を行使できる場合が多い。

 ・費用

  OSSなので無料で手間を惜しまねばそこそこ使い易い環境を構築出来る。特にUbuntu系は必要なパッケイージが丸々入っているので新規導入するソフトは少なくて済むしほぼ例外無く無料なので費用(工数は掛かるが)が掛からなくて済む。但しバージョンアップやトラブル対応は自己責任(無料だからあたりまえ)。

 ・学習効果

  組み込みシステムなり業界に関わり/感心のある者としてはOSの核(Kernel)を自分でビルド(実体は単にMakeファイルを起動するだけ)するのは勉強になる。参考書も多数出版されているし自分でOSのソースコードを参照・修正出来るのは格好の生きた教材であり教育専用のOSやソース非公開の塩漬けOSとは異なるOSS且つ実用性を有しかつそれを自分で動かして学べるのは大きな魅力(だが、それに見合う努力と時間も要求される。所謂授業料と言う奴)。各種コンパイラ、エディタ、IDE、ツール類も大半は無料で入手可能で貧乏人にとっては願ってもない仕掛けである(今更ドヤ顔で書く事柄でも無いが)。

・そうでない事

 ・MSOfficeとの非互換問題

  仕事上MSOfficeでの提出を求められる場合にはしぶしぶWindows PCを起動させる必要がある。他にもWindowsしか無いソフトもこれに相当するがOffice(特にExcel)の非互換はビジネス書類としては致命的故これだけはWindowsを使わざるを得ない。無論仮想マシンWindowsを動作させる方法も有るがWindowsとOfficeのライセンスは必要(あたりまえ)。

 偏った人の偏った意見に過ぎないしどこにでも見掛けるそっち系の暇人の寝言ではあるが一度は書いておきたかったので記してみた。道具と趣味の区別が付いていない未熟者によく見られるパタンではあるのだがOSなんて所詮アプリケーションを動かす下敷きに過ぎないのだしアプリケーションは仕事を成し遂げる為の道具(紙や鉛筆の類)に過ぎないのだしそれに拘るか否かは個々人の自由なのだろう。