buildrootメモ(その1)

 連休で暇なので十年以上経っても未だに実体化しない事案について書く。設計開始が2008年でその後放置で2016年に思い出したように設計見直し後更に放置で今に至る。ここまで引っ張ってる事案は珍しくもはや老後の楽しみレベルになってしまった。

1.ターゲットハードウェア

 mc68030ベースのLinuxが動くSBC的な物を目標にしている。デザインの基になってるのは20世紀末の現役時代に開発したmc68ec020ベースのシステムのメモリコントローラ(5Vの非同期型DRAM)とグルーロジックをCPLD(obsoluteなxc95108)に詰め直してジャンク相当の72PinSIMMでメモリ構成する構想。バスはPC104相当にバスプロトコル変換してNE2000互換なLANモジュールを接続する予定。

・回路図(書きかけ)

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m68030_v0.sch

 未接続(未設計)な回路が多々有りPC104は未配線状態。2008年設計時点のそれ故RS232Cだったり2016年に構成見直しを行ったが回路図に反映未な状況。。。

・パターン図(書きかけ)

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m68030_v0.brd

 まあ何の意味も無い情報だけど何を創りたいのかイメージを伝えやすいと思いつつ(恥ずかし)。。。

・ボードイメージ(書きかけ)

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m68030_v0_boardimage

 ご覧の通りEagleで生成したもの実基板に近いイメージになるので気力を高めるには大変良い機能だと思っている。EagleはAutodesk社に吸収されて久しいが何年か前からサブスクリプションに移行しており(この為だけに)無駄にサブスク払ってる我が身が未練がましい(いや粘り強い)。。。

2.何でこうなったか?

 2007〜2008年当時はOlimex全盛の時代で支那へ発注する人は少数派(或いは人柱)だったと記憶している。L2で100x160mmサイズ制限は有ったが60EURぐらいで基板作ってくれるので(その為だけにFAX買った)8ビット系を中心に十数デザインを発注・組み立て・動作させた記憶がある。本件はその勢いでLinuxに挑戦する意気込みで設計を始めたものの移植に関するノウハウ(具体的にはドライバ移植、システム構築、redboot相当のbootromの移植方法等々)がeCosなりオライリーLinux/組込Linux本を読んでもさっぱりイメージ出来ず(ハードウェア、ファームウェアは出来てもLinuxフルスクラッチの移植はその方面の素人さんにはハードルが高かった)今に至ると。移植可能なドライバ含む構成が定まらないとハードウェア構成も確定出来ずCPLDも中身は未作成とじわじわやる気が失われ(根本原因は本人の努力不足)無為に刻が流れ今に至る。

3.buildrootでの試行錯誤

 失業中の令和二年水無月四日にbuildrootを(再)発見しゴニョゴニョやってる状況。具体的には make linux-menuconfigで

・RTCをM48T08

・ttyを8250(16550)系

・LANをDP8390系

ATAIDE(Compact FlashをTrueIDEで使用)

 を選択して make でエラー無し(仮)で output/build/kernel-4.19.91/drivers/ に生成されたオブジェクトを find -name *.o で抽出して生成されているっぽいかを手作業で調べるという無知で非効率な試行錯誤を試みている。

(偽りの)vmlinuxとrootfsが出来るようになっただけでも進歩と言うべきかどうか。大きな課題として割り込みハンドラ記載方法とシステムタイマ実装方法あってネットで検索してもrpiやx86のkernel configの事例はヒットするが今時30年以上前のチップで非標準構成の情報は少ない気がしている。一時期MVME147互換を検討したが解析不能な情報があって断念したというかVMEbus自体が(フリスケと共に)ロストテクノロジー化してるので諦めてしまった。

 とまあウダウダ書いてみたが契機が発生する迄状態遷移しないだろうから完全忘却してしまう前にメモとして残しておく。所謂自分の為の備忘録。