ghdlというか先のCPUの作り方10講の影響(単細胞故、影響されやすいのです:)かこの数日はAltera(今はIntelに吸収された旧Altera社)の開発ツールであるQuartus2を7年振りに弄っている。AもXも開発ツールとチップの開発ペースが早く、ツールがリリースされる度に古いチップは非サポートとされやがては消えていくのが世の常だが開発ツールが無料化されてから(それまでは一式数十万から100万円程度していた(1990年代のお話))旧バージョンはアーカイブされて提供される形態(無論正式サポートからも外れる)でユーザとしてはそれでも古いチップの開発用に旧バージョンのCADが使えるのはとても有り難いしメーカも産業用や軍事用の如き長期供給バージョンの存在も無視出来ないからXなら2014年のISE14.7、A(I)なら2013年頃のQuartus2 13.0sp1が未だにダウンロード出来るのは有り難い事でISE14.7はUbuntu16.04では動作するが18.04以降では色々準備が必要なようで未だにISE14.7(XC9500をサポートが目的)を安定的に動かす為に16.04が必要な状況だったりする(多分解決方法は存在するから単に私の怠慢と無知による停滞と思われる)がもう一方の雄であるA(I)はどうかといえばネットの情報のおかげでQuartus2 Web 13.0sp1 for Linuxが令和四年現在の現役サポートバージョンであるUbuntu 20.04LTSでも動作するようだという有り難いお話。参考にさせてもらったのは以下のサイトで↓
ポイントは
・libpng12.so.0の導入方法
・Ubuntu20.04LTS(x64)でのQuartus2 13.0sp1(2013)の起動方法
が個人的には有り難い情報であった(quartus --64bitなんて32ビットから64ビットへの過渡期の事情を踏まえてでないと想像が付かなかったよ:)。そういう訳でUbuntu 20.04LTSで2013年生まれのQuartus2 Web 13.0sp1でCyclone2/3/4/5,Max2/5,他EP7k等懐かしい古いFPGA/CPLD(一部現役含む)をサポートしてくれる有り難いバージョンでありました。何故古いバージョンが必要かと言えば(ご想像の通り)古いTerasicさんの評価ボードを使いたいからであります。私は評価ボード大好き人間故、digikeyやTerasic直販でDE0,DE1,DE0-nano等の評価ボードを何となく買って部屋の肥やしにする性癖を病んでおり、活動量は減退しつつも今でも発作が起きると評価ボード買ってしまう病が時折再発して今に至る。前に書いたかもしれないが仕事ではXかLでAは殆ど使った事が無いのでQuartusもあまり・殆ど馴染みが無いが先のCPU作り方10講とAltera系のツール解説とVHDLのテストベンチ作成の各Kindle本を入手して年末年始の引き篭もり時期に先の評価ボードのどれかを用いて何かリハビリしたいな〜とか妄想中でありました。手始めに去年色々考えてISE14.7で合成したdramc.vをQuartus2 13.0sp1でターゲットをCyclone3(DE0に搭載されているチップ)で合成してみた↓
まあ、ジジイの(妄想)日曜大工のようなものだから生暖かい目で見て頂けると有り難いのだがXでもA(I)でも塩漬けバージョンの存在は個人ユーザでも貴重であるというお話。