aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

基板発注

 15年振りの基板注文でOlimex以外に注文するのは始めて(過去にスイッチサイエンス経由で注文した時は楽で良かったがそのサービスも今は昔:)なので練習も兼ねてFusionPCBにご指定のcamプロセサで作成したガーバーデータをUploadする。

0.修正内容

・LANのBusのEndian誤記修正

・PSDのFlashROM用の上位アドレス(A16-17)をPSDのPB0,1に接続

・L1,L16にベタパタン追加

 今回は4層基板だがEagleは半田面はL1、部品面がL16に固定されている(仕様上、16層が最大の為か4層の場合はL1,2,15,16を使用する)。

1.Uploadする基板のパラメタ:

・160x100mm

・4層

・板厚:1.6mm

・基板色:緑

1.1 パタン図(L1)

L1

1.2 パタン図(L16)

L16

20230112 23:47 基板イメージ追加(気分ですな:)

1.3 基板イメージ

基板イメージ

2.camプロセサ(Garberデータ作成)

m68030_v0.GBS  m68030_v0.GTO  m68030_v0.gpi
gerber_job.gbrjob  m68030_v0.GL2  m68030_v0.GTP
m68030_v0.GBL      m68030_v0.GL3  m68030_v0.GTS
m68030_v0.GBO      m68030_v0.GML  m68030_v0.TXT
m68030_v0.GBP      m68030_v0.GTL  m68030_v0.dri

 大切なのはgerber_job.gbrjobファイルでこれには基板のパラメタ情報が記述されておりそれをFusionPCBのUploaderは抽出して基板パラメタを自動設定(無論、見積もり内容にも)されるので必須。実はこれをzipしないでUploadしたらパラメタ抽出出来なかったので手動でやってと言われて動揺したがそういえばスイッチサイエンスの時もそんな事があったようなと今思い出す(とほほ)。

 見ての通り基板はIMT部品中心で構成されており(今時?)ジジババ向けになっております(LS157x3のSOPがウラ面実装されているのでSMD部品ゼロではない:)。

3.FusionPCBにUpload

FusionPCB Upload画面

3.1 注文内容

注文内容

3.2 UploadしたGerberデータを確認

gerber viewer

 160x100mm、4層、5枚で1.4万円(2800円/枚)と大手とはいえ支那の基板屋さんは破格と再認識させられる。これと競合する海外の基板屋さんは大変だと思う(いい悪いは別にして権威主義国家のスケールメリットの威力)。

 とここまでは進めたが私の住所入力が気に入らない様で先に進めない状況にある(何で?)。Paypal決済を選択したので何度も何度も画像照合させられて不愉快なのだが(あれが好きな人はいないと思う)今現在ここで止まっているのはきっとチェックが不十分な事で今発注すると後悔するとかどこぞの神様のお告げなのだろう(個人の勝手な妄想です:)と勝手に解釈して解消迄は回路・基板・仕様の再チェックを反芻しよう。

20230109 21:10訂正:

 2年前にXIAO関連オプション注文した時のアカウントで個人情報入力未了だったのが原因でした。アカウント情報に住所氏名等々を入力し、Paypalで無事決済出来ました(回路基板仕様チェックは何処へ?:)。

 

 因みに参考にさせて頂いたサイトは6年前の以下のYouTubeサイト

www.youtube.com

 この方はObnizeの開発関係者らしいので間接的に製品を使わせて頂いた事になる。今時Eagleでもないのかもしれないがジジイの私には15年前に初めて使った個人用CADと基板製造のエコシステムから卒業するコストを鑑みるとここに留まるのだろう(エコシステムが消滅しない限り:)。。。