EETimesの記事より：
eetimes.itmedia.co.jp ごもっともな記事だけどどこの国でも軍事・産業用途は小ロット・多品種・長期供給・相応の品質を要求されるから今風な半導体メーカにとっては出来れば相手にしたくない客というのは万国共通らしい。たとえクンクンランドであっても。
もっとも米国の軍事産業の裾野の広さから例えばPPCはAMCCが専業メーカに譲渡して支えているし、先端プロセスはFPGAで実装して粒度即ち性能差をアーキテクチャと物量で補うというこれまたよく見られる構図（幸い、軍事・産業用途は民需程コストは厳しく無い）で締めがGFではなくintelに頼ろうというのは現実的とは思えないのだが。寧ろ長期安定供給には定評のある（あった？）TIやFreescale（現NXP）の方が手堅い気がしないでもない。もっとも安全保障上の観点なのでTSMCが米国工場を稼働させない限りはFPGA(AMDXilinx／AlteraIntel共に）の軍事・産業バージョン供給にも懸念が有るのは事実。まあそれならIntel MobileEyeはどうなのという話が無いでもないが（常時戦争状態だから大丈夫、とか？）。
