日本経済新聞に限らないがメディア様という人種はひょっとしたらお題(例えば日本の衰退とか:)が編集長なり社是(例えば反日なら何でも可:朝日新聞とか:)ありきでお題に即した記事を書く能力が記者に求められるのだろうか?
この記事のポイント(最初に記されている)は:
【この記事のポイント】
・22年の東京の光量はコロナ前より1割少ない
・六本木や新宿など繁華街の落ち込みが顕著
・ナイトエコノミーの新たな需要開拓カギ
日本経済新聞さんよ、コロナ前の1割少ないとはコロナ前の9割に回復しているという意味なのでは? そして景気変動で1割の東京の光量は少なくはないかもしれないがそれほど深刻な1割なのだろうかという素朴な疑問が湧くのは私だけ?記事は続けて
東京の夜の明るさが戻らない。衛星データでみた2022年の光量は新型コロナウイルス禍前より1割少ない。パリやロンドンなどは既に復活している。コロナの影響にとどまらず、仕事の延長のつきあいが多かった日本の飲食文化のもろさも浮かぶ。
あれぇ、衛星データでの光量ってサンプルポイントと精度ってどの程度なのでしょうかねぇ。北朝鮮の如き体制の地域ならば光量で状況を推定する事は一時的には可能かもしれないけれど東京のしかも1割減少の意味(特にコロナ前十年分ぐらいのデータとの比較)が記されたチャートが語っているのだろうか? このシリーズって記者或いは編集部或いは社是に都合の良いチャートを語らせて、メディア様の都合の良い(最初から決まったお題の)記事を書く為の道具と化してはいないだろうか。東京以外の地域の光量変化も気になる(都合の良いチャートを抽出している可能性:)。
個人的には統計的精度不明且つ1割の変動程度でこの手の悲観論を打つ思考回路が理解出来ない。欧米では回復していると(馬鹿の一つ覚えで)記しているが、そりゃ5月6日現在でマスク規制も解除されていない国とそうでない地域に差があるのは当然なのではと思うのだが。話を戻すと
・光量1割少ない → だから何? 科学的統計的優位性とエビデンスは何処に? 東京だけでなく、人口密集地、繁華街、等日本全体のチャートとの比較が必要では。
・繁華街の落ち込み顕著 → おバカ都知事があれだけ妨害すれば当たり前
・需要開拓がカギ → 当たり前の事を偉そうに言うな!
とツッコミをいれてしまうのは私だけではない筈。邪推するにこの記事書いた人は、文系記者(というか記者に理系はいない様だし)の典型的な書式でチャートは科学的統計的根拠不問の単なる方便に過ぎないと看破するのは言い過ぎだろうか。
多分チャートは相応の精度(今回は使い方を間違えている気が:)があるのだろうから、相変わらずメディア様の記者さんは情報なりデータのリテラシ(失礼な言い方をするならば知能指数的なリテラシというか)欠乏症に見えると指摘するのは私の思い上がりだろうか。まあこれが朝日新聞なら記者の理念だけで政府が悪い、安倍が悪い、に記者の理念だけでポエムを上梓してしまうのだろうけど。
こんなゴミ記事書く暇があるならウクライナ戦争と台湾危機への分析を開陳した方が多少なりとも読者数Upに繋がるのでは。人間ネガティブ記事を読みたがる性癖は一部のアレな左巻きジジババぐらいで9割の日本国民はそれを好まないのだからマス・メディアとしてのマジョリティ向けの記事にフォーカスされた方が宜しいのでは:)。