aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

GoogleさんのChatBot Bard日本語版

 ChatGPT効果は予想以上に大きい様で今日リアル本屋でChatGPTの本(それも宝島社:)から出たり、YouTubeではAIで人物画像生成(サンプルが何というかatractiveというか:)等、生成型AI大はやりの昨今、AI研究開発では長年の実績が有り、買収した技術を転用してさも自社技術の如く振る舞うどこぞの20世紀型パソコンソフト会社とは比較にならないのだが、対抗処置としてBardを試行版でリリースした模様。試行版というのは全く正直で社外実績は未知数だし、35の社内サービスに適用中というのも実態が分からないので失礼ながら様子見の状況:

www.itmedia.co.jp

 とはいえGoogle教徒の私としては試行版に質問してみた↓

Google Bard trial (Question:XA100,Annswer: good!)

 質問はXA100で英語だが正しい回答をしている。ChatGPTではXA100はP&Wと回答(正解はGE)したのとは大差が有るし、NGADにも触れているので贔屓の引き倒しだがGoogleの勝利。ChaGPTについて問うと教科書的な紳士的回答で想定問答とは言えGoogleの経験知が生かされていると見るべきかまだまだトライアルのご愛想かと言えば・・・保留にします:)。

 一部の過激派から批判を浴びるのを承知でトライアルから始めるのはOpenAIと異なりビジネスモデルの主軸(経済的な意味で)ではないGoogleなりの余裕と見るべきか、Googleを最近退社されたAIの専門家の危惧を配慮しての慎重さかは解らぬがOpenAIではなくMSの卑劣極まりない悪行を鑑みるに金づるになりそうなChatGPTをOfficeにも組込み、古い皮袋に金で買った他人の新しい酒で付加価値UpのつもりだろうがChatGPTにExcelやWordがフリーズする欠陥を修復する機能は実装されていないし、MSの実装レベルは自社製品ですら毎回リブートが必要な品質レベルなので、どちらが成功を収めるかと言えば・・・ああ、他のGAFAもありましたね。AFAさんの発表に期待(してないけど。これは過去の実績からの期待値:)。

 落雷で信号機が故障した電車の中で日経ロボ今月号を読んでたが、GoogleのLLMの進化についての解説があってまたもや通勤電車で赤いフリクションで線を引く変なオジサンを再発してしまった(それだけ素晴らしい興味深い内容なのです:)。

www.nikkeibpm.co.jp

日経ロボ 令和5年6月号

 もし本当に生成型AI(少なくともChatBot)が本格的に導入・普及するのであれば一社だけのAIでは色々な意味で問題が有るからそれこそGAFAmや他国の生成型AIでさまざまなアプリケーションで切磋琢磨して頂きたいものである。最近さっぱり聞かなくなったRPA(笑止)の置き換えにも好適なのではないだろうか。少なくともサポセンのフロントエンドなりバックエンドで導入されると闇落ちするサポセンの人間が少しでも減るのではと期待するがAIが闇落ちするとハリウッド映画の世界になってしまうのだろうか(はて)? 前にも書いた気がするが生成型AIはお役所やメディア様に導入する事で非効率な単純労働(既に役所でChatBotを導入している様だし)や記者の理念なる獣による蛮族の言動が矯正されるのではと期待。無論、不要となった記者さんは・・・大丈夫、自称文系知識人エリート様だからどこか就職先ぐらい有りますよきっと(棒)。

 な訳でGoogleさんのBardさんの成長を生暖かい目で見守りたいものである。。。