Google教徒の朝は早いかどうかは知れぬがGemini1.5ベースの情報源をユーザが設定可能なLLMノートブックが公開されたの記事。iTMediaから:
早速使ってみたが長い文献やデータシートから欲しい情報を抽出・確認したり、調査対象を特定してその内容を検証(業態によっては対比、比較など)するには適している気がしないでもない。以下はMCXN-94のデータシートを情報源としたやりとり:
機械翻訳付きなので長い(分厚い)データシートやマニュアルや文献から必要な情報を抽出・確認・比較・検証するには便利なのだろう、その情報が信用に値する限りにおいて。
Googleさんのこの手の無料公開は当然モルモット前提であるからその辺を承知の上で試すには色々遊べる(場合によっては実務や生活に活かせる)のかもしれない。
20240609 11:54追記:NotebookLM(以下NLM)はドライブ、PDF、URL等を情報源に設定できるので今度はwebサイトの記事を使ってみる。元記事はこれ:
これを選んだのは偶然ではあるがこのサイトは所謂メディア的公平性よりサイト主催者の主張が優先される傾向が当方の主観的には見られる(わかりますでしょうか?)ので選んでみた。上記記事は人間の私が観るに正直読むに耐えない(失礼)記事で、自分らの主張を裏付ける為だけに外部?の流通ジャーナリストなる無資格業(流通業界のご出身で現大学教授の様ですが:)にインタビューした内容をコピペしている様に見える(すみませんね、表現がキツくて:)が、NLMで見てみるとその辺のライタの下手くそ加減が蒸留とういか除去されて大分読みやすくなる印象↓
こういう情報量の少ない、場合によっては特定のベンダ(今回はデロイト)を批判する為の記事かどうかはNLMで抽出された乏しい(元記事がそうなので:)情報を参照すると多少は客観的に評価出来ると期待したが、当方の理解したポイントを以下に引用するに:
グリコは業務システムについて、独SAPのクラウド型ERP「SAP S/4HANA」を使って構築した新システムへ切り替えるプロジェクトを推進してきた。旧システムからの切替を行っていた4月3日、障害が発生し、一部業務が停止。その後、一部商品の出荷が停止となり再開されたが、「プッチンプリン」「カフェオーレ」「アーモンド効果」をはじめとする大半のチルド食品は再び出荷停止に。さらにキリンビバレッジから販売を受託している果汁飲料「トロピカーナ」や野菜飲料の出荷も停止するなど、影響は他社にも拡大している。 これによりグリコが被る損失は大きい。同社は5月、24年12月期連結決算見通しについて、売上高は従来予想を150億円下回る3360億円(前期比1%増)に、純利益は従来予想を40億円下回る110億円(前期比22%減)に下方修正すると発表した。ダメージはこれだけではない。4月22日付「日経クロステック」記事によれば、プロジェクトの当初の完了予定は22年12月であったが延期され1年以上の遅れとなり、投資額は当初の予定金額の1.6倍にも膨れ上がっているという。
あまり日経を褒める事は無いのだが(ごめんね)、一応プロのメディア様と自分らの主義主張が第一の同人なんちゃってメディア(キツイかもしれませんが)の違いだろうか? ネット時代にはこの手の弱小(失礼)メディアモドキさんの主張には用心する必要があるかもしれない(ああ、あくまで、個人の印象です)。