Google Newsから辿って出てきた記事だが↓
何と言うか知名度の高いワードでPV挙げたい為かどうかは知れぬがAppleII互換プロセッサなんてあるんだ(へえ〜)。昔々日立がHD64180を発表した時のCP/M互換プロセッサ(古語ですな)を思い出してしまった。
当時はモトローラ系からH16,H8のモトローラとの知財血みどろ闘争でHD6301系も巻き込まれて(というか6309より6301の方が稼ぎ頭だった筈だから被害甚大だっただろう。仕事で使っていた人も少なくない筈)H8/330系の所謂H8マイコン全盛、そしてSHシリーズ登場迄、日立マイコンの苦悩が続いたのでありました。
話を戻してこれを作っている(開発ではない点に注意)のは昔懐かしOlimexでサイトチェックしたら17年前に基板をFAXで注文書送っていた頃と同じ雰囲気のhpのままでありました。
必要な情報は大体ここから辿れそうなので上記記事は気にしないで良いかもしれない。構成はw6502+RP2040と最近よくあるRP2040をコントローラとして古いマイコン(6502だったりz80だったり)の実チップを使って(ここがポイント、つまりシミュレータやエミュレータではない本物の8bitマイコンを使った当時の8ビットパソコンのエミュレータ)AppleIIなりBBC(Z80)を動かすボードが販売されている。OSSだからOlimexはファウンドリ的なポジション(よりは上か。この経営者さんOSSには親和的:ビジネス視点含めて:の様なので)だろうか。
決済もクレカの注文書をFAXで送る様な時代からオンラインでPaypalも使えるので早速注文してみた。無論、基板単体の30EURのNeo6502。UPS23EURで合計52EURとなる。
回路図やドキュメント、ソフトウェア情報も公開されている様なので読んでいけば当時の8ビットパソコン(パーコンとかマイコンとか当時は呼ばれていたと思う)をご存知無い世代でも大丈夫だろう(多分)。
上記回路図を見るとw6502は245でアドレス・データバッファリングされてコネクタに出力され、後はRP2040任せでHDMI,USBhost(KBらしい)、等々の面倒を見ているっぽい。この辺も最近よく見られるRP2040ベースの素材の典型で後はファームウェアとサポートソフトウェアと著作権に触れないで(本当に?)コンテンツを用意出来るかに掛かっているのだろう。
と、17年ぶりにOlimexに基板(完成品だけど)を注文したのでありました。他にも色々地味にやってるのがOlimexの特徴だから、念の為にURLを再度ご紹介しておく↓
たまには過去を振り返るのも楽しいものだが(Facebookやはてなのアレである:)現実に戻る時点で切なくなるので程々にしたい処ではある。。。