aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

F-16投入

 今日が2024年6月28日(金)だから来週から公式にウクライナF-16を投入するらしい。ロイターの記事:

jp.reuters.com

 半世紀前に基本型が開発されたF-16(LWF計画から換算すると)だがその後開発されたSu-27/Mig-29/33らに対抗出来るかと言えば・・・西側の高度なAAM/ASM/ARMの効果に期待(当然、AWACS等の支援システムとNATO流の戦術と訓練に基づく)だろうか。以下引用:

F16の調達からウクライナ軍操縦士の訓練を経て、実戦飛行に移行するまで長時間かかったことにウクライナ側は不満を募らせていた。
ロシアにとっては、F16投入の効果を無効にするための防衛態勢を築く時間を確保できたし、ウクライナは敵と比べて規模や練度で相当劣勢な空軍力で対抗せざるを得なかった。
 F16がウクライナにどのような追い風をもたらすか、また効果的な配備を進める上でなおどんな課題があるのかを以下にまとめた。
潜在的な効果
何人かの専門家は、F16だけでは戦局転換にはつながらないと話す。
戦略国際問題研究所(CSIS)で国際安全保障プログラムのシニアアドバイザーを務めるマーク・カンシアン氏は「戦場における象徴的な効果と実質的な効果を分けて考えなければならない。有効だろうが、貢献度はほどほどだろう。特に当初はその度合いは小さい」と述べた。
 西側の情報をアクセス出来る人間なら中学生でもF-16の歴史と能力を知っている筈(振り返るに私もF-104やF-4のカタログスペックぐらいは知っていた:)でカタログスペック(ここは重要かもしれない、色々な意味で)上は狐軍のSu-27/33,Mig-29/35が最新型のF-16Vにも対抗しうるのは公知だろうし、アビオニクスとAAM/ASMの優位性が実践でどこまで効果的かは多分、来月明確になるのだろう(楽観も悲観もせず)。
続けて引用するに:
非政府調査機関ウクライナ安全保障協力センターのセルヒー・クザン会長は、ウクライナがロシアの航空機を国境まで押し戻す上では、少なくとも60機のF16が必要になるとの見方を示した。
さらにウクライナ議会で武器や軍需物資の問題を扱う委員会を率いているオレクサンドラ・ウスティバ氏は、ウクライナの空軍力を大幅に強化するには、120機近いF16が必要と訴えている。
複数の専門家の話では、少なくとも第1弾のF16到着によってウクライナの防空能力は高められる。
英王立防衛安全保障研究所(RUSI)のジャスティン・ブロンク航空戦力・技術担当上席研究員は「ある程度防空能力に厚みをもたらし、(イラン製無人機の)シャヘドや各種巡航ミサイルの迎撃に役立つだろう」と予想する。
前出のクザン氏によると、ウクライナ軍はここ数カ月、ロシアの防空システムに攻撃を加え、F16にとっての脅威を懸命に低下させようとしている。ウクライナは、ロシアが最前線に配置している防空施設を組織的に攻撃する能力を備えているという。
 至って現実的な見方。特撮やアニメの世界ではないのだからたった数機の超兵器(笑)で戦況が激変するのは空想の世界であってそれはWW2のドイツの超兵器(と言って良いのでは、V2とか)でも戦況を挽回できなかった点でも証明されている(まあ、根底に経済力、国力、資源力の差というのがあるのだが)。
 とはいえ纏まった数の西側装備で制空権獲得に各種装備と戦術(現にウクライナ軍はそれを想定して動いているし、狐軍もそれをさせじと作戦している)が来月からのF-16投入での効果は・・・世界が着目している(除く、自閉症の我が国の狐Loveメディア様とナラティブスキーな方々(今作った:))のではないだろうか。
 
20240629追記:Forbesの記事が多くてアレだが(偏っている可能性も)狐軍精鋭部隊全滅の記事:

forbesjapan.com

 一方狐は:

www.afpbb.com

 移民一万人を特別軍事作成(失笑)に投入するらしい。狐は余程

上級国民のご機嫌を取るのに腐心している様でソ連時代には見られなかったポピュリズム(狐独裁:もはや共産主義では無い・・・百年退行したらしい:)で狐自身は地下アジトで眠れぬ夜を過ごす小物老人・・・余命何年なんだろう。。。