x1tの安定性がどうちゃらこうちゃらと言っていたのですが少し切り分けが進んだ気がするので記します。
1.事象
・x1tの画面が突然乱れる場合がある。乱れるとはディスプレイコントローラの設定が狂った様な通常表示している画面構成が壊れる(同期信号がずれる様な形態ではなく・・・説明が下手ですみません)様な状況で再現性に乏しいが、メモリに余裕が無い場合・Swapが増えた状況(2GB swap領域に対して1GBを越えた辺りから)で発生しやすい印象(定量的でなくてすみません)。
・上記事象が発生するとメモリ消費が異常に増加し、Chromeを再起動してもメモリが開放されず、一見メモリリーク風に見える。場合により(メモリ不足で)フリーズする場合がある。
2.調査
・適時最新のアップデートを適用 ・・・ 変化なし
・Chromeのタブを少なめ(通常10以上を8個以下に削減)するも変化なし
・Chromeのメモリ開放オプション操作するも変化なし
・Ubuntu20.4ではあまり気にならなかった気もするが(あやふや)Ubuntu22.04から顕著化し始め(主観)、24.04.1でも発生する
と原因不明状態だったのですが、
3.試行(或いは気づき)
・当方デスクトップを通常4〜6面使っており、python2で書かれたアナログ時計を愛用しているが、全てのデスクトップに表示させているのを1つにしてみたら事象が出ていない状況(とはいえまだ3日程度だから判断は保留で状況監視継続)
4.分析
という程でも無いのですがtopコマンドでメモリ消費状況を観測
4.1.Chromeで8個程度のタブ開いて色々操作(Youtube、Blog、ECサイトなど)した後のメモリ消費状況(注:x1tはメモリ8GB、UMAを除き使えるメモリは7.8GB程度):
chromeのメモリ開放は早く行う設定で取得。約4.4GB程度のメモリ消費
4.2.Chrome終了時のメモリ消費状況(動いているのはThunderbird、gedit、画像表示程度:
chrome終了で3GBに減少。4.4−3=1.4GBをChromeが消費している計算になるがChromeにしては至って正常に見える(私の環境では)。
5.現時点のまとめ
・x1t固有か機体個別かは知れぬが複数デスクトップにpython2アナログ時計の如き比較的遅いプログラムを動かすとx1tの私の環境では画面崩れのような事象が発生してメモリリーク風な状況が起きる様なので同プログラムを1画面(或いは廃止)で状況監視継続とする。アナログ時計は他にもあるのでしょうがpython2アナログ時計はソースが有るし長年動かして愛着があるので継続使用したい気もある。
・x1tと書いたのは他の機種(x230、A285、CF-J10等)では発生した事が無いのでディスプレイドライバとの相性とか・・・対処療法ですが安定する方法が見つかればそれで由なので試行錯誤している状況。
つづく(かもしれない)。
20241125 05:23追記:A285のメモリ管理状況。x230,A285は16GB、CF-J10は12GBだが・・・
16GBの余裕?という訳でもなかろうが本事象はx1t以外では起きた事が無い印象。このまま再現せずなら上記対応で調査・対応終了とするのだが・・・こんな事を書いた刹那に物事は起きるのが世の常であって・・・
20241126 05:52追記:そういえば私のx1tはcore-m5で(i3/i5ではなく)ありました。ひょっとしてx1tでもcore-i系では起きないのであれば(根拠なし)・・・とか(陰謀論化しつつある、危ない危ない:)
Uptimeで7日なのでこの辺で一区切り(様子見)としようかと思っています(科学的・技術的ではありませんが。対処療法という事で)。