aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

環境構築

 半田セラピーの続き。EXO3の改造(8Pin キャンタイプのOSCとのピン非互換解消の為、Pin3をPin8(EN),Pin5を足上げ(カット)し、m68030_v0側でOSCのpin1とpin5(out)を接続(EXO3のpin1がfout故)。他にも改造箇所はあるが取り敢えずシステムクロックは出る筈(32Mhzだけど)。

 m68030_v0(仮称)はプログラム書かねばならないデバイスが都合3つ有って

 ・XC95108(CPLD):ISE14.7のimpact+支那製書き込みツールでISPする。

 ・PSD854(PSD:Obsolute):STのPSDSoftExpress+RLINKでJTAGする。

 ・PIC12F1501(PIC MCU):MPLABX+PicKit3(Obsolute)でICSPする。

 

1.XC95108のISP

 Xilinx(旧姓で書きます。AMDと書くとMach5のトラウマが・・・まあそういう事で)のCPLDのXC95108PC84の書き込み環境構築。手順は

 1.1 Ubuntu24.04(20.04から22.04、2404にアップグレード済)に導入済のISE14.7でverilogソースはjedにコンパイル

 1.2 CPLD書き込みはISEからimpactを開いてJTAGチェーン確立し、Programする(あな懐かしや:)

支那Xilinx互換書き込みツール認識

 どうやらPlatform Cable USB/2と認識された模様。これでISP出来る筈なのでimpactでISPを行う。最初にデバイス認識

XC95108 identify from Xilinx Platform USB2 clone(China)

 ページ稼ぎの様で申し訳ありません(一部の方ではXC9500は現役?なので省略可?)。次に .jedデータをProgram(ISP:In System Program)

XC95108 JTAG Programming...

 6Mhz JTAGクロック(デフォルト)の為か少し時間の掛かる(数十秒)

XC95108 JTAG ISP completed

 Verifyもしてくれてる筈だからこれで書込正常終了と此処までは順調(懐かし)。

 動作確認はロジアナで行うのでそれは後ほど(AD2捜索しなければならないので:)

2.PSD854のJTAG

 前にも書いたかと思いますがPSDSoftExpressはWinXP/W2kでしか動かない(Win7ではインストーラで弾かれた)のでVMwareで動作させるのだが・・・VMware Playerを久々に起動させるとカーネル再構築でエラーになる(あれれ)。そういえばBroadcomVMwareを無償化するとかいう情報があった様なのでVMware Proを導入してみる。これがまた面倒でBroadcomの作法に従うのでネットで検索して以下のサイトの情報を参照させて頂きました(御礼申し上げます):

iwannacreateapps.com

 色々時間遡行やら発掘作業やらを重ねてPSDのJTAGツールであるRLINKの箱を開封したところ・・・PSD用の14Pin変換基板が削除されている(びっくり)・・・冷静に考えるとPSDは遥か昔にObsoluteになってるしRLINKはSTのMCUのサポートに徹するという意味なのか(これは当方の憶測です)RLINKの24PinケーブルをPSDの14Pinに変換する何かを作らないとm68030_v0のPSD_JTAGに接続出来ないのでありました。

 なので取り敢えずVMware ProでW2k/XPのPSDSoftExpressでRLINKを認識するかを確認:

PSDSoftExpress w2k/XP on VMware Pro (Ubuntu 24.04 x86_64)

 上記の通りRLINKでloopback迄は正常終了している様なので此処までは由。

 RLINKの24PinコネクタとPSDの14pinの変換の為の情報集めから・・・そうそう簡単には進まない・・・覚悟はしていたけれど:)

 

20250102 01:08追記:ネットを彷徨ってuPSD JTAGコネクタ結線情報を発見。多分大昔見た事のある情報かもしれない(おぼろげ):

support.raisonance.com

念の為にスクショも↓

RLINK uPSD JTAG connection

回路図(ADP_uPSD14.pdf)

https://drive.google.com/file/d/1GCTygLSwlnig3g4JVMwfdJgwjGWwLBi7/view?usp=drive_link

ADP14.pdf

 情報が揃ったので取り敢えず接続してみよう(後程)・・・

 

20250102 10:03追記:VMware Proのw2kでISPを試みるがtarget(m68030_v0の事)含めたtestはpassするがProgram/Verifyを実行させようとするとerase後にBSOD(涙)。接続はブレッドボード用の秋月のピンコードで仮接続しているが接続間違いを修正したり念の為に不使用の先を繋いでみたりGND線を増やす(所謂GND強化)するもBSODから脱却出来ず(日頃MSをけちょんぱにディスってる祟りだろうか・・・とにかく動作が不安定)

w2kのpsdsoftexpressのJTAG program/verifyでBSOD(涙)

 どうにもならないので一眠りして、今度はXP環境で試してみると・・・

VMware Pro/WinXPでPSDSoftExpressでJTAG program/verify

 何か書き込めてる気がする・・・本当に書き込めているか不安だが、システム全体のハードウェアリセットボタン(PT板左下の赤いタクトスイッチ)を押下すると右上のPSDのPB7に接続しているLEDが滅灯し、リセット解除すると同LEDが点灯するので何か変化(PSDのi/o portのPB7がISPの初期値のPB7=0になるとPB7 LEDが点灯する)した可能性がある(という楽観論)。

 これより先はロジアナでバス波形を確認しつつ、虫取り(CPLDはISE+支那ツールで、PSDは動作してるっぽいRLINK+変換ワイヤ:)で)を開始出来る状態になった気がする。

 どうか初夢でありませぬ様に・・・

 因みにPSDのFROMに書いたTPは無論、60FEというか自己無限ループでありました(定石ですよね)。

m68030_v0 tp (revised) 2025/01/03

20250103 20:58追記:ssp,pcのベクタ書いてませんでした(恥ずかし)・・・とはいえこれとアレとは別問題・・・追記おわり(作戦中:)


 さて、AD2なり最近注文してた支那製100MhzロジアナなりでDVT(おっとつい前職のISO用語が・・・)でも始めようか(後ほど:)

 

20250102 10:46追記:RLINKのRUNランプを見ているとerase-program-verifyの16秒程、RUNランプが点灯・チカチカしているので書込は正常に行われていると判断。