iTmediaの記事より。AIアクセラレータ市場でほぼ独占なNVIDAならではの戦略であると革ジャンおじさんを礼賛しておきます。
TSMC米国工場から今迄の時間軸を考慮すると自社チップを用いたAIスパコン(AIには限りませんが)製造に要する年月とビジネスになる対象製品という高校生でも解る課題を(以下略):
米NVIDIAは4月14日(現地時間)、台湾TSMCなどの生産委託先と協力し、今後4年間で米国内に最大5000億ドル(約72兆円)相当のAIインフラを構築すると発表した。GPUプラットフォーム「Blackwell」を台湾TSMCの米アリゾナ州にある工場で既に製造を開始している他、台湾Foxconn、台湾Wistronと共同でテキサス州にAIスーパーコンピュータの生産拠点を建設する計画。
引用おわり。
革ジャンおじさんが台湾系だからでも無いのだろうが名だたる台湾のODMベンダ、そしてTSMCと餅は餅屋でこれはPC製造でも応用できそう(逆でPCやスマホのODMベンダの力を借りて実現するというのが現実)でライフサイクルを自社で制御可能なNVIDIAにとってはAIブームがこのまま続くならば(或いは破壊的イノベーションに自社チップ・プラットフォームが対応出来なくならなければ)リスクの少なく、現政権(特に影の支配者:)たるゾンビくん)の政策にも沿った形になっているのだろう。
幸運も味方したのだろうがどこかの道化者とは真逆な実に堅実且つ戦略的な投資なのでしょう。特定用途とはいえ米国製(アーキテクチャもチップも設計もそして製造も)スパコン(AIアクセラレータ)が製造される様になれば国益には違いない。
繰り返しになりますが、
・市場をほぼ独占・・・1970年代のIBMやCrayの如く
・アーキテクチャもチップも自社製・・・1970〜90年代のメインフレーマは自社半導体部門を有していたか優秀な国内ベンダと提携していた
・設計から製造迄自国で・・・冷却技術はどうか知らぬが(エネルギー効率は言う迄もなく:)基本的にはGPUベースのスパコンであるから自国で製造可能だろうし上記台湾ODMのプロの支援を受けるのだから(コスト管理含めて)リスクは少ないのでしょう。
どこかの国の道化者とは違って革ジャンおじさんは地味だが緻密な(常識的とも)戦略を立案し、実行し、実現するMOT(古い)経営者なのでありました(流石)。