aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

空飛ぶ避雷針

 サイエンスポータルより。

 空飛ぶ避雷針、らしい。

scienceportal.jst.go.jp

 雷雲へとドローンを飛ばし、雷を誘発し直撃させて地上の被害を防ぐ実験に成功したと、NTTが発表した。地上との間をワイヤーでつなぎ、電界強度を変化させて雷を促す仕組み。地上に避雷針を置けなくても被害を抑えると期待される。「将来的に“空飛ぶ避雷針”として活用し、雷被害ゼロの社会を目指す」という。

実験に使った“空飛ぶ避雷針”ドローン(NTT提供)
実験に使った“空飛ぶ避雷針”ドローン(NTT提供)

 国内の落雷被害額は年間推定1000億~2000億円。避雷針が広く使われるが、効果の範囲が限定的で、また風力発電の風車や屋外のイベント会場など、設置が難しい場所も多い。こうした中、研究グループはドローンで雷を誘発して被害を抑える技術を目指し活動。人工の雷に続き、実際の空に発生する雷雲を使う実験に踏み切った。

 実験は冬季の雷で知られる日本海側、島根県浜田市の山間部で実施した。昨年12月13日、雷雲が接近し地上の電界強度が高まったのを受け、ドローンを高度300メートルまで飛ばした。続いて地上のスイッチを入れ、ドローンと地上がワイヤーで通電する状態にした。その結果、ワイヤーに大電流が流れ電界強度が大きく変動。直前にはワイヤーと地面の間に2000ボルト以上もの電圧が生じており、ドローン周囲の電界強度を急変させ雷を誘発することに成功した。ドローンで雷を誘発したのは世界初という。

引用おわり。

 NTTさん故、通信インフラ含めた社会インフラ保護の為の施策なのだろうけど、落雷被害が多い地域なり時期に重点的に配置する事を想定しているのだろうか。

 これは誰でも思い付く事かもしれませんがこの電気を蓄電してある種の再生エネルギーとして活用出来ると更に由(実現性無視してます、というか当方の無知:)でしょうか。