iTmeidaの記事より。
Amazon CEOの公開書簡。
米Amazonのアンディ・ジャシーCEOは6月17日(現地時間)、「生成AIに関する考察」と題する従業員宛書簡を公式ブログで公開した。
ジャシー氏は、生成AIを「一生に一度あるかないかのテクノロジー」と位置づけ、顧客体験とビジネスのあり方を根本的に変革する可能性を強調。AmazonがAIに広範に投資しており、「Alexa+」などに、その成果が現れていると語る。
同氏は、具体的な人員削減の計画を語っているわけではないが、「生成AIとエージェントの導入を進めるにつれて、われわれの仕事のやり方は変わるはずです。現在行われている仕事の一部では必要な人員が減り、一方で別の種類の仕事ではより多くの人員が必要となるでしょう。時間が経つにつれてこれがどのように落ち着くか正確に知ることは難しいですが、今後数年間で、会社全体でAIを広範に活用することによる効率化の進展に伴い、総従業員数が減少する可能性があると予想しています」と、人員削減の可能性に触れた。
引用おわり。
ここまではっきりとCEOが言ってくれたら従業員(無論、他の同業態或いはLLM導入による効果の影響を受ける従業員)も覚悟が出来るのでは。
その昔(1980年頃)ワープロの導入が企業で始まった頃にそれをOA戦略(どこが戦略?手書きを機械文書に変えただけなのに・・・当時は日本語タイプライタなる特殊機械というのがありまして・・・と昔話を最近の若い方はご存知無いかもしれないが:)、その後1990年代になるとMS Office(特にWord,Excel)を使えるのが有る種のスキルと見なされ、21世紀の昨今(笑う処でしょうか?)では中高年(高齢者とは言いません)のリスキリング:)でMS Officeの操作法がメニューに挙がるご時世に・・・
従来のOA化(RPA:死語ですな)は人の作業を断片的に機械に置換えた(だが、作業をする人は必要)に対しLLMではその作業をする人が場合によっては不要となるのが特徴と言えなくもない。
Amazonに限らずだろうがAI導入によるリストラは企業としても(リストラという行為自体)出来れば避けたい処だろうが(自然減で調整するのが理想)それが許されない状況にあるという事なのだろう。
結果はレイオフと変わらないのであろうけども。
#Alexa+の日本語対応、何時なのだろう・・・
20250618 15:06追記:ブルームバーグの記事より。
米アマゾン・ドット・コムのアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は17日、今後数年で同社の従業員数が減少するとの見通しを示した。人工知能(AI)による業務処理を増やす方針だ。
ジャシー氏は従業員に宛てた電子メールで、生成AIやAI搭載ソフトウエアエージェントが「われわれの働き方を変えるはずだ」と指摘。新技術であるAIが職場にもたらす変化に関する自らの考えを明かした。
「現行業務の一部で必要とされる人員は少なくなり、別の業務を担当する人員は増えるだろう」とジャシーCEOは予想。「最終的にどうなるか正確には分からないが、全社的なAI活用による効率化に伴い、今後数年で当社のコーポレート従業員数は減少すると予測している」と説明した。
AIブームが始まって以来、AIが労働者に取って代わるのではないかという懸念が業界内外でくすぶっている。コードを書いたり、ユーザーに代わってオンライン上の作業をこなしたりする高度なAIシステムが次々に登場する中で、そうした懸念は高まる一方だ。
物流と本社業務の自動化を重視してきたアマゾンは、AIに多額の投資を行っている。社内では在庫配置や顧客対応、商品リスト作成などでAIツールが活用されており、ジャシー氏は「使える場面では積極的にAIを試してほしい」と従業員に呼びかけている。
アマゾンはウォルマートに次ぐ米2位の民間雇用主で、3月末時点の従業員数は156万人。倉庫での梱包(こんぽう)・発送作業が中心だが、約35万人がコーポレート業務に従事している。
原題:Amazon’s Jassy Says AI Will Reduce Company’s Corporate Ranks (1)(抜粋)
引用おわり。
コーポレート従業員数が減少 ⇒ 所謂人事・総務系ですな。当然の帰結:)
AIを試して欲しい ⇒ 従業員にAIリテラシ向上を示唆(アメリカにしては優しい経営者だな:)
規定事項なのはこれはAmazonだけでなくアメリカだけでも無く、特定の業態だけでもなく、現実となりつつある(既になっている)のが実態なのだろう(除く、公務員様:)。
機械で出来る事はそれに置換えられるのは必然であり、やっとその順番が廻って来ただけの事なのでしょう(しんみり)。
20250619 21:02追記:ブルームバーグの記事より。典型的なリストラのパタン、なのにブルームバーグが記事(メディア的には問題視)するのはとても奇妙に見えるのだが:
米アマゾン・ドット・コムはコーポレート部門の従業員に対し、上司やチームメンバーの近くに転居するよう指示している。
人工知能(AI)の活用に伴う陣容縮小の予想や人員削減を懸念する従業員にとって新たな不安材料となり、社内に動揺が広がっている。
事情に詳しい複数の関係者によると、従業員はワシントン州シアトルやバージニア州アーリントン、ワシントンDCなどの都市部への転居を命じられており、中には米国大陸の横断が必要なケースもあるという。この方針は電子メールでの一斉通知ではなく、大半は個別面談や社員説明会で伝えられていると、関係者は匿名で語った。
引用おわり。
現物処理(Amazonの収益はECなので)からなる業務形態でリモートワークを推奨する理由は全く無い(率直に言えば替えは聞くから)から当然の判断(経営者ならそう思うでしょ?)に思える。
リモートワークってコロナ(武漢肺炎とその亜種)時はやむなしだったが今はその様な特別な事由は無い。リモートワークに関するインフラ・セキュリティコストは負のコストしか産まないのだから(そしてリスクも)。
今やリモートワークって撒き餌に過ぎない気がするんですよね(どこかに毒のある:)・・・
レイオフされないだけ有り難いと思え!が経営サイドの本音なのでは?