aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

糠に釘

 EETimesの記事より。

 タイトルの例えも間違いではないが魚心有る処水心の方が適切なのでは?革ジャンも中国とは宜しくやりたい訳で、ファウンドリに対して発注する際のネットリストは何向けか特定するのは困難だろうし、n者経由であればどこからの発注かも解らないし・・・イタチごっこも当てはまるかもしれません。

eetimes.itmedia.co.jp

 米国政府が中国による高度なAI技術へのアクセスを制限しようと努力しているにもかかわらず、依然として重大な脆弱性が残っており、大規模なチップの密輸が行われている。CNASの報告書によると、2024年だけで14万もの先進AIチップが違法ルートで中国に供給された可能性があり、これは米国の政策目標を「著しく損なう」規模だという。

 こうした密輸の蔓延(まんえん)は、執行上の重大な穴を露呈しており、BISが問題に対処するための「深刻なリソース不足」に陥っていることを示唆している。2024年に報告されたわずか3件の密輸事件の推定利益だけで、BISの年間執行予算を上回っていることからも、この課題の規模の大きさが浮き彫りになっている。

ふうん、COCOMの時代だったら真面目に対応してたかもしれないが、冷戦終結後の「平和の報酬」ここニヒルに笑う処でしょうか。マイナスの報酬であったと:)でザルになって今に至ると。そもそもの大義が不明確だから(特に偉大な合衆国だが大統領はそうではない国)産業界としては正直付き合ってらんないというのが本音なのでしょうね(特に関税馬鹿)。

 今の政策ってやる気の無い学生の成績を賄賂でも何でも国家権力でも使って無理やり独自基準で成績アップしたぞ(だから政権としては合格点)と3年9ヶ月その虚構がバレなければ(イランの空爆の如く)それで逃げおおせる(どうせ80歳超えの老人に過ぎないし)と本音では思っているのではと邪推したくなるのは私だけでしょうか?

 下流(物の世界)を制限しても学術研究は世に放たれているのだからアーキテクチャ勝負(超超並列だろうが0.nビットだろうが)で克服可能な手段が存在する限りは、出来の悪い学生はどこぞの大統領と同様に出来の悪いままで任期を終えるのだろう(ああ、全く根拠の無い、単なる妄想に過ぎません。きっと猛暑のせいだな:)。

 

20250705 06:37追記:ブルームバーグの記事より。アングロサクソンって粘着だからしつこくやるのでしょうね。自分らの野望が叶う迄(無駄なのに:)。

www.bloomberg.co.jp

 4年でアメリカを1970年代レベルの工業国に回帰出来たらそれこそノーベル賞物だと個人的には思うのですが:)