aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

名誉毀損

 iTmediaの記事より。

 短文SNS(ex. twitterの如き:適切な語彙を知りませぬ故)による風評被害による損害を企業が名誉毀損で告発する・・・というお話。

www.itmedia.co.jp

草剤「ラウンドアップ」を製造・販売する日産化学(東京都中央区)が、SNSでの事実と異なるネガティブ投稿によって同製品の評判を毀損されたとして、複数の投稿者を相手に損害賠償請求を東京地裁に起こし、同地裁が「企業の名誉毀損にあたる」として投稿者に賠償を命じたと同社が8月22日、公表した。SNSでの自社製品の事実と異なるネガティブ投稿に悩まされている企業は少なくなく、今回の判決がそうした投稿への抑止力になるか注目される

訴訟の対象としたのは、ブログやXなどで、ラウンドアップを「猛毒」「枯れ葉剤と同じ成分」などと明らかに事実誤認の書き込みをしていた投稿者。匿名の投稿者は発信者情報開示請求によって特定した上で、投稿内容が事実と異なることを説明し、削除しない場合は提訴の可能性があると警告。削除に応じなかった複数の投稿者に損害賠償を求めた。

 同社は和解金支払いと誓約書提出をした投稿者については、訴訟を取り下げた。和解金支払いに応じなかった投稿者に対し、東京地裁は「科学的根拠に基づかずに製品の評価を不当におとしめる情報を発信することは、企業の名誉毀損にあたる」とし、損害賠償金の支払いを命じた。

提訴対象は50~70代

 原告側代理人の清水陽平弁護士によると、今回提訴された投稿者は50~70代。悪意はなく、「危険だと信じる製品の情報を人々に知らせ、世の中を良くしたい」と思って投稿したようだという。

 「本人の意図がどうあれ、間違った情報の拡散は許されない。誰でも気軽に自分の考えを発信できるSNSだが、内容によっては法的責任を問われることがあると気づいてほしい」と清水弁護士。「SNSで自分と似た意見や思想ばかりが増幅されるエコーチェンバーや、自分の見たい情報だけが目に入るフィルターバブルの状況に置かれると、偏った情報しか入ってこなくなる。訴訟リスクを避けるためにも、SNSで発信する前に、その情報を客観的に検討・検証した方がいい」とアドバイスする。

引用おわり。

 陰謀論の根拠は陰謀論陰謀論の代わりに反ワクチンでも自然食信仰でもデマでも情報操作したい要素でも良い)の典型にも見える。とうとうエコー・チェンバーという単語が普通名詞の仲間入りだろうか(流行語対象にノミネートされると良いですな)。

 恥ずかしながら当方、短文SNSを利用した事が無く特定ログ(そういうサイトありましたよね)をトレースしてた事はあったのだけど情報密度が低すぎて見る価値無しと判断したのは何年前だろう(ちまちま見るのも時間の無駄と考えるズボラなので:)。

 いつもの如くgemini2.5に尋ねると短文SNSは情報の質よりリアルタイム性、理性より感情、思考より群衆心理(適切かどうかはわかりませんが)と、これってどこかでそういうモデルが昔からあったような・・・と思いついたのが、

 空気の研究 でありました↓

 

 有名な書籍なのでご承知の方も多いかと思いますが短文SNSの特徴は所謂ブーストされた口伝というか噂話に相当するモデルではないかと仮定するならば、それは戦前から朝日新聞や活動家が喧伝してた「空気」そのものではないかと思い至った次第(頭が古すぎるのかもしれません)。

 

 無論、近代化されている要素もあって、装置が個人レベルで普及しているから、無数のローカル空気を組成可能な訳で故意か否かは別にして(一方、国家レベルや活動家レベルでこれらのツール:空気も道具なのです。そうした輩にとっては)極めて効率的な活用がさまざまな分野で駆使されている様です(当然、世界レベルで)。

 まあ、その代表的な者がボケ老人の毒電波システムだったりする訳ですが・・・

 今頃何言ってるのかと無視されそうですが、短文SNS登場時は評論家さんらが「バカッター」とか蔑称を付けていた事を思い出します。今では短文SNSの利用者は我が国では55%超えるそうだからその何割かの発信者がそれに相当するのかもしれません(しないのかもしれません)。

 当方が短文SNSに関心が無いのは情報密度と質の低さ、感情は無意味、そんなに皆さん暇なのか?といづれもネガティブな理由(見るのが面倒くさいし、そこまで手間掛ける価値が私には無いし)も大きいのですが上記「空気操作系」の胡散臭さが忌避する理由の大きな要素になっている気がします(多分、少数派なんでしょうけど)。

 なので、短文〇〇とかショート〇〇とかリアルタイム〇〇とかからはエントロピーが大きすぎると屁理屈付けて今後も関わらない様にしたいものです(検知出来ない物は存在しないという理屈:)

 何処まで歩いて来たのだろう:)