ブルームバーグの記事より。
ポジショントークかもしれないがAmazonというECサイトの実業を抱える企業の会長のポジショントークとしては妥当であり、業界もそう捉えている面もあるが・・・周回遅れの国もあるのかもしれません(ご用心:)。
アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス会長は、現在の人工知能(AI)分野への投資ブームは「産業バブル」に似ているとし、投資損失を招く恐れがある一方で、社会をより良くする効果もあるとの見方を示した。
イタリアのトリノで3日開催された「イタリア・テック・ウィーク」でベゾス氏は、製品を持たない段階で数十億ドルの資金を調達する企業があることに言及。「人々が熱狂に包まれるとき、例えば現在のAIのように、あらゆる実験に資金がつき、すべての企業に資金が集まる。良いアイデアも悪いアイデアもだ」とした上で、「投資家はこうした熱狂の中で、良いアイデアと悪いアイデアを見分けるのに苦労する」と述べた。
自分でも悪手を掴んでいる経営者としての薀蓄は傾聴すべきでこの人の脳内ではAlexa+はどう評価されているかと言えば・・・ECの道具(蒔絵)でしょうか。
物理の世界に生きる企業(それに限らずかもしれない)にとってはLLMチャットBOTなんて暇つぶしの道具(ガムや文庫本と同類)で電力需要迄左右する無駄に見えているかもしれないし、そのからくりが知れると急激に投資熱が冷める(冷めかかっている)未来が見えるのでしょうか。まあ、ご自身結構痛い目に合ってる訳で(宇宙開発含めて:)。
同氏は現在の状況について、1990年代のバイオテクノロジー・バブルに似た「産業バブル」だと指摘。当時は企業が相次いで破綻し、投資家も損失を被ったが、「命を救ういくつかの薬は生まれた」と語った。さらに4半世紀前のドットコム・バブルにも言及。当時は投資が過熱した時期だったが、いまでは世界に恩恵をもたらしているとの認識を示した。
ここ数年、AIを開発する企業のみならず、AIを支えるデータセンターや半導体、アプリケーションなど周辺技術を手掛ける企業にも巨額の資金が流れ込んでいる。大手テクノロジー企業にAI向け計算能力を提供する新興クラウド事業者(ネオクラウド)には、インフラ整備前の段階から資金が投じられている。
引用おわり。
最後のパラグラフに関しては政権の方針(化石燃料への回帰という逆風の中でSMRや原発再利用(スリーマイル島など)の動きは・・・どうなったのでしょう。これはバブルというよりかは不安定な政権リスクですが(多分、まともなIT業界の経営者なら誰も信じないしリスク拡散を図るのは自明、半導体業界も然り)。
この辺の経験値というか年代というかの差がアルトマンの如き製品無き若造との違いなのかもしれません。GoogleはGoogleでサービス(広告収入)企業であるからまた別の観点を持つのでしょうけど。