aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

AIなら週末も無償で働く

 Business Insiderの記事より。

当方が経営者だったら同じ事をすると思います(思いますよね?)。

#無論、経営者には休みなんて無いから24時間働く機械人間(笑えない)に過ぎないので(偏見かもしれないし、そうでないかもしれません)

www.businessinsider.jp

投資家たちが次なる大型AIスタートアップの資金調達先を模索する中、あるベンチャーキャピタル企業はアナリストを解雇し、代わりに投資案件の運営を行うためにAIを活用している。

同社は、通常投資案件の発掘や審査を支援するアナリストたちを解雇したと発表。代わりに、OpenAI、グーグル(Google)、メタ(Meta)、マイクロソフトMicrosoft)、テスラ(Tesla)、スペースX(SpaceX)、パープレキシティ(Perplexity)の創業者やエンジニアを含む170の限定パートナー(LP)のネットワークを活用し、新たな案件を発掘。さらに彼らにAIツールを提供している。

ダヴィドヴァ氏によれば、DVCは当初5名のパートタイム・フルタイムアナリストを雇用していたが、1年以上前にAI導入に伴いこれらの役職を廃止した。

引用おわり。

 個人事業主さんが5名のアナリスト雇うのは負担だから解雇或いは格下げして人件費を節約しつつAIツールを活用しておりますというホワイトカラー(特に士族さん)のリストラという典型的パタンなのでしょう。

 AIツール提供元も当然費用対効果を想定して且つAIが得意な分野(数値が主体で所定のアルゴリズムで処理が行え、適度なDBに基づき処理(報告なり回答なりレポート)を行うモデル(ほぼアナリスト・サーチャー系の大半が相当する業務)はリストラ可能という事なのでしょう(アナリストを解雇であって5人の人間が解雇とは限らない点に注意:) 結局、5人かそれ以下の方々は非アナリスト職務で他業務も担当させられてLLCの効率化に貢献しているのかもしれないし、24時間働くどこかの国の企業戦士の魂を受け継いだ(無論、皮肉ですよ。冗談ではなく。)AIは24時間プロンプトに答えてくれるからそれを管理するAIを管理するAIを管理する人(=経営者でしょうか?)なる体制ならば、確かにアナリストいらんわ〜(経営者目線)となる気はする。

 これは必然的な流れであるからその手の士族の方々はせいぜい首を洗っておかれるか、転職活動に専念された方が良いのかもしれない(FUDですな。一度言ってみたかったのだけど、心地良いものとは言えませんな(ネガティブに捉えてしまう))。

 一夜にして世界がこうなるとか嘯く輩は詐欺師かペテン師かそのどちらか或いは両方であるから無視するとして(ご用心ご用心)、一度ある分野で実績が出ると我も我もとなるのがIT革命:)であるから電力需要はデータセンタの省エネ技術が必要電力を上回る迄(4〜5年後とも、いい加減な予測だろうけど)は続くのでしょう。 そして人類はルーティンワークから開放され(ここ、喜ぶべき処ですよ⇒日頃から自由、権利、自分らしさ、(あるかないか解らない)創造性云々とご活動されている方々(青い鳥症候群の方も含まれます))は好機なのではないでしょうか(自分の値札を再確認する意味でも)。 その意味ではコーダさんをリストラするIT業界は続いている様だし、既に当然ながら始まっている訳でありました・・・W10のEOLでうんちゃらかんちゃらとかつまらん社畜道具如きに患ってる時ではありませんぞ:)

 18世紀の産業革命で解雇された労働者と同じ気持ちをぬくぬくと過ごしていたホワイトカラーさん(特に士族や〇〇資格で守られていた方々)は反芻されるのかもしれません(そうでないのかもしれません)。


#そうするとサイバー攻撃は21世紀のラダイト運動なのでしょうか(まさか!)。