aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

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 珍しく日経クロステックの記事より。

 地銀勘定系システムのシェア推移に関する記事で地銀とは信金、信組、地銀、相銀含む物と思われます。NTT(旧NTTD)さんの統合システムが圧倒的な反面、・・・

xtech.nikkei.com

採用行数でNTTデータを追う日本IBM

 まず採用行数で見ると、首位はNTTデータで40.2%のシェアを確保した。同社は主に地銀向けに、京都銀行や西日本シティ銀行などが参加する「地銀共同センター」や、横浜銀行が中心の「MEJAR」といった4つの共同化システムを展開している。りそなホールディングス傘下の関西みらい銀行とみなと銀行を含めて、39行がNTTデータのシステムを採用する(予定を含む、以下同)。

地方銀行向け勘定系システムのITベンダーシェア(採用行数ベース)
小数点第2位を四捨五入したため、合計が100%にならない場合がある。予定を含む(出所:日経クロステック)

 2番手が25.8%のシェアを獲得した日本IBMである。同社は千葉銀行がけん引する「TSUBASA基幹系システム」や、常陽銀行が中核の「Chance地銀共同化システム」など4つの共同化システムを手掛ける。日本IBMの支援を受ける形で、個別にシステムを開発、運用・保守する伊予銀行を加えると、25行が日本IBMのシステムを採用する。

 3位は日立、4位はBIPROGY(旧日本ユニシス)で、シェアはそれぞれ13.4%(13行)と11.3%(11行)だった。日立は静岡銀行が導入する「OpenStage」を軸に、3つの共同化システムを手掛ける。BIPROGYはWindows上で動作する「BankVision」を展開しており、11の採用行のうち、4行は米Microsoftマイクロソフト)のパブリッククラウド上で稼働済みである。

 新興勢では、2025年9月にじもとホールディングス傘下の仙台銀行きらやか銀行が採用を表明するなど、「第4のメガバンク構想」を掲げるSBIがシェア拡大に意欲的だ。SBIはフューチャーアーキテクトと共同開発した「次世代バンキングシステム」の導入拡大を急いでおり、2024年7月に福島銀行、2025年7月に島根銀行で同システムを稼働させた。

引用おわり。

 チャートが全てなので見ての通りであります。念の為に申し上げるならば、これは地銀・信金・信組であって、所謂メガバンク様は別という事に注意する必要があります(当業者ではあたりまえ)。

 それにしても・・・以下略(涙)。