経産省hpより。
日本型標準加速化モデルと名前はアレですがスタンダート戦略の一環の様にお見受けします(当方の勘違いの可能性はあります)。

1.特定分野における国主導の戦略的標準化の必要性と取組方針
- 昨今、グローバル市場における競争環境が一層激化・複雑化する中で、米欧中は国家標準戦略等で重点分野を定めて標準化活動を加速化するなど、積極的に取組を展開しています。
- こうした状況を踏まえ、これまで経済産業省が「日本型標準加速化モデル」に基づき展開してきた「産業界全体の標準化活動の底上げ」の取組のみでは、産業政策上重要な分野において国際的な議論をリードできず、我が国に不利なルール形成が進められ得るという危機感が高まりつつあります。
- そのため、産業構造の転換につながる不確実性の高い分野について、産業政策と真に連動した分野全体の標準化活動を国が牽引する形で展開することが必要です。
- 具体的な取組として、技術・市場の成熟度や産業横断での連携性を基礎として、3つの類型化を行い、パイロット5分野を設定して、分野全体の標準化戦略の策定から、規格開発・活用に向けた取組を開始しています。
- また、各パイロット分野の取組状況を基に、分野全体の標準化戦略の策定と規格開発・活用の各フェーズにおける取組方針を下記のとおりまとめています。
- 加えて、取組全体を体系的に整理して一気通貫で展開すべく、取組の「型」化を進め、経済産業省とともに取組を主導し知見・ノウハウの一元的な集約先となる「伴走組織」を置くこととしています。
- 今後は、世界動向、イノベーション、産業政策等を踏まえながら、本取組をパイロット分野のみならず、戦略的標準化を進めるべき他の分野にも積極的に応用・展開していきます。
2.国内認証機関の強化の必要性と取組方針
- 策定された標準や規制への準拠を示す手段である認証の対象は、最終製品のみならずサプライチェーン全体に拡大しており、認証機関が取り扱う情報の機微性が格段に高まっています。
- こうした中、国外規制対応において、従来通り国外認証機関に認証の取得を依存することは、企業のサプライチェーン・設計情報等の機微データの国外流出に繋がり得るという懸念が指摘されています。
- この課題に対応するため、短期的には国内認証機関と国外認証機関の戦略的連携の強化、また中長期的には国内認証機関の海外展開を目指すなど、時間軸に応じた柔軟なアプローチを展開していきます。
- 同時に排出量取引制度(GX-ETS)等の国内規制への対応を通じて国内認証基盤の強化も促進し、国内認証機関における高度な認証人材の育成や認証機関間の協力体制の構築に繋げていきます。
引用おわり。
経産省さんの資料は密度が高く簡潔に纏められている方なので(単に見慣れているだけかもしれませんが)多少のテクニカルタームを理解すればとても解りやすいと思います(私見ですが:)。
当方なりに意訳するならば、今迄多勢に無勢で優位に立てなかったスタンダード戦略に一矢報いよう(これは当方の意訳)との思い(というか国益)と理解しました。
この官主導が上記分野に於いて効を奏すかは・・・上記モデルの実績次第なのでしょう、世の中結果が全てですので(現実は厳しい)。
我が国の憲政史上初の女性宰相の所信表明演説の草稿を拝見しましたが、要旨が簡潔明瞭に分かりやすく書かれていたので理念性認知欠乏症(立憲共産党型、レガシーメディア型(絶滅種:))の方々(嗚呼、お気の毒に、状況変化に耐えられなかったのですね(棒))を除き、響くモノがあったのかもしれません(無かったのかもしれません)。
それは支持率にも現れている様ではありますが、これから上記抵抗勢力が全力で妨害してくるので(既に始まっている)如何にそれを処理するかが政権の命運を決する場面でもあるのでしょうから、奮起を期待します。
#繰り返す様だが、石破とわずか4歳しか歳が違わないとは到底思えない(良い意味でも悪い意味でも)。石破君は内ゲバの為の内ゲバに明け暮れて目的を失ってしまったのだろうかねぇ(仲間も去って寂しい終末でありました)。


