Aviation wireの記事より。
一度分社化した子会社を再統合するのは珍しい訳ではありませんが今回の事由からすると・・・どうなるのでしょうか(賃金体系とか:)。
ボーイングは現地時間12月8日、米スピリット・エアロシステムズの買収を完了したと発表した。かつて分社化した最大のサプライヤーを再統合することで、民間機の品質向上やサプライチェーンの安定化を図る。新たに「Spirit Defense(スピリット・ディフェンス)」を設立し、防衛事業は独立性を保ちながら継続する。
今回の買収で、ボーイングはスピリットの民間機関連とアフターマーケット事業を傘下に収めた。対象には737型機の胴体や、767、777、787の主要構造部位に加え、P-8哨戒機とKC-46空中給油・輸送機向けの胴体などが含まれる。アフターマーケット事業では、最大の補用品サプライヤーがボーイング本体に組み込まれ、世界的なMRO(整備・修理・分解修理)サービスの展開拡大や、部品の交換・リース事業の強化にもつながる。
防衛部門として設立されたスピリット・ディフェンスは、ボーイング・ディフェンス・スペース&セキュリティの非統合子会社となる。財務報告や一部の機能、施設支援では連携するが、ガバナンスと経営の独立性は維持する。
引用おわり。
だったら分社化しなければ良かったのでは?とかおっしゃるのは構造改革:)の洗礼を受けた事のない幸運な人生の方(国家公務員さんとか:)のお考えであって、民間企業の定型文として(本社視点):
収益悪化⇒馬鹿の一つ覚えの構造改革(分社化)⇒親会社の空洞化⇒Now!
といった処でしょうか。吸収したMDの影響は少なくなかったのかもしれないがそれも何十年も続けばもはや社風(善きも悪しきも社風)であり、それの顛末が・・・というのは所詮後知恵だから(評論家や自称知識人がよく使う手口ですな。)、
再統合で状況が挽回(まあ、人件費は上がるだろうから経営圧迫要因になると思われる)=信用回復に繋がれば良いのですが・・・
結局企業って人だから、今回の病巣人脈を根絶しないと解消されない気がする・・・それはどの業界でも同じ気がする(ああ、気の所為でしょう、きっと)・・・
Intelもそうかもしれないけど製造業が技術を軽んじる様になる時が自滅への入口になるのかもしれませんな。
#コントロールを取り戻せるかどうか(経営陣の理解が必要ですが)・・・