aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

RCBUS/RC2014とエコシステムについて(その3)

 RCBUS/RC2014とエコシステム(その2)の続きというか分析(後講釈とも)といいますか・・・いつものAI(当方はgemini3(fast))頼みなのですが。

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 個人的な疑問として2010年代頃に1970〜1980年代のレトロマイコン(主に8ビットマイコン)の再興というかブームというかが起きた背景を掴む為にgemini3(fast)に呪文を放ったのでありました↓

呪文:rc2014/rcbusという名称でレトロコンピューティング活動が2014年頃に英国や米国を中心に活発化した様だがその時期にそうなった背景と理由

 尚、rcbus/rc2014と決め打ちしたのは商業ベースで存在している為と当方がそれしか知らなかった為であります:)そして以下がgemini3(fast)からの神託:

RC2014およびRCBus(旧称:RC2014 Bus)を中心としたレトロコンピューティングの再興には、2010年代中盤という時代背景に基づいた複数の要因が重なっています。

情報の正確性を期すため、当時の技術的・経済的要因に絞って記述します。

1. 安価な基板製造サービスの普及
2014年当時、中国を中心としたPCB(プリント基板)の試作サービス(JLCPCBやPCBWayなど)が、個人でも数ドルで高品質な基板を発注できる環境を提供し始めました。 これにより、かつてはユニバーサル基板での配線が主流だったホビー層が、プロフェッショナルな品質の自作PCキットを容易に設計・配布できるようになりました。

2. Arduino以降のメイカームーブメント
2005年以降のArduinoの普及、および2012年のRaspberry Piの登場により、組み込みシステムやハードウェアに対するハードルが劇的に下がりました。 この「メイカームーブメント」によってハードウェア操作の知識を持つ層が厚くなり、その関心が「コンピュータの仕組みをより深く理解できる」単純な構造の8ビットCPU(Z80等)へ向かいました。

3. モジュール性と拡張性(RCBusの思想)
RC2014の設計者であるSpencer Owen氏は、1つの基板にすべてを載せるのではなく、機能を1枚ずつの基板に分ける「バックプレーン方式」を採用しました。

柔軟性: ユーザーはCPU、メモリ、I/Oなどのモジュールを個別にアップグレード・交換が可能。

相互運用性: 仕様がオープンであるため、世界中の有志が独自の拡張カードを設計し、それがRCBusという共通規格として定着しました。

4. 教育的価値とノスタルジーの融合
1970年代から80年代に8ビット機でコンピュータを学んだ世代が、キャリアの中盤から後半に入り、経済的・時間的余裕を得た時期に重なります。 同時に、現代の複雑すぎるOSやアーキテクチャに対し、すべての動作を完全に把握できる「理解可能なコンピュータ」への知的好奇心が、技術者層の間で再評価されました。

5. オープンソースコミュニティの成熟
GitHubやOSHW(オープンソースハードウェア)のライセンス体系が確立され、設計図やファームウェアCP/Mの移植版など)が容易に共有・改良されるエコシステムが出来上がっていました。これにより、英国や米国を起点としたプロジェクトが瞬時に世界規模へ拡大しました。

ふうむ、AIによる後講釈とは言え(それ故に)それなりに納得のいく要因であり、且つこれらの要因が複合的に状況の拡大を招いた(ブームになった)と個人的には理解しました、おわり。なのですがもうすこし深堀(引っ張るの類義語)してみるに:

 当方の状況に照らし合わせてみるに1.と5.が大きいと考えている。この両者が無いと情報も無く、製作するインセンティブにも至らなかった可能性(2007年代のOlimexブームとその終息を省みるに)が大きいのでは、と反芻しています。更に加えるならば、

www.fuzix.org

 このプロジェクトの存在が当方にとっては大きい(誇張ではなく)。

 上記背景があってGitHubで取得した情報を基に(あるいはコピーで)安価な中華基板メーカに発注してレトロマイコンボードを組み上げて満足・・・では2007年頃のOlimexブームと同様に何点かレトロマイコンボードを組んでおしまいとなっていた可能性が高い(2007年を繰り返しただけとも)のですが、

 8ビットレトロマイコンでもFuzixなるlinux風(風の定義は色々ございますが)なOSがZ80/6809/6502/68HC11、等々の1970〜1980年代の8ビットマイコンで動作する(相応の要件:バンクメモリ必須など:は必要ですが)というのは当方にとっては結構強いインセンティブ(ツボといいますか)となったのも事実であります。

まあ、Fuzixは68000やARM Cortex-M系(M0+、M4、M33など)にも移植されているし、他にも色々なプロセサ(NS32Kなど)にも移植が進んでいる様です。

 そんな訳で、

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 が動かせたのは個人的には大きな収穫でありました(しつこいですがそれもMC6800の直系のMC68HC11で:)。上記ボードはrcbus準拠(自称)でありまして、

hc11f_v1回路図(rcbus準拠:)

 の通り、rcbus/rc2014のバスコネクタに準拠しております(自称ですが)。そうした理由は無論、rcbus/rc2014のエコシステム(特にgithub等で公開されている設計資産)に乗っかろうという魂胆な訳で、backplane(SC114等)も入手(だが組み立てていない:)したりとエコシステムのご利益を賜っております(感謝)。

 SBCを設計する際にBUSは案外適当というか天動説的に決めてしまうものですが(1970から80年代の如き〇〇BUS全盛の時代でも無いので、絶滅種なので)rcbus/rc2014の様な21世紀に残存している(誇張があるかもしれません)レトロマイコンのエコシステムが生きてる間はそれに乗っかる(ぶら下がる)のも悪くはない、かなと愚考する次第。

hc11f_v1パタン図(全レイヤ合成)rcbus/rc2014準拠(自称)

 そんな訳で画面右のバスコネクタはrcbus/rc2014準拠(仕様にはz80のみならず6800/tms9995/16bit系の規定もある様です)にしております:)

hc11f_v1,m68008_v0,z180_v0はrcbus/rc2014準拠(自称)です:)

 BUSは普及させないと(意味が違う気もするが)効果が無いので設計・組み立てたSBCにはできるだけrcbus/rc2014準拠(自称)としているのでありました。

 

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 少々脱線気味ですが(ご容赦を:)gemini3(fast)が6809推しな件について:

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 最後の方は私見が入っておりますが、広い心でご容赦の程:)。