武漢肺炎支那コロナウィルスによる全国レベルの緊急事態宣言により教育現場でも在宅学習支援機材が要望されている(らしい)。これを好機と捉えて支那LenovoはChromebookを文教用に売り込んでいるらしい。私のChromebookの評価は「単なるダム端末でありPC(Personal Computer)ではない」「環境をGoogleに依存する事になりGoogleと運命共同体になる」とChromebookは定形業務の事務系の方には適する(それでもMSOfficeとの相互運用問題は残る)が一般化(PCの置き換え)は難しいのでは?との考えであるが文教用途にはWindowsやMacintoshやLinuxに比べるとChromebookの方が現場の先生方の負担が軽減され総合的な導入費用も抑えられるのではというお話。
・文教用途におけるChromebook(というかシンクライアント)の利点:
・管理負担の軽減。具体的にはWindowsUpdate等の授業と無関係な雑作業からの開放。
・導入費用の削減。Chromebookは割高だがアカデミックディスカウントでベンダ(特にLenovoのような外資系)は文教市場に参入したいので積極的な価格を打ってくる可能性が有る。またMS独占だった市場に競争原理が働き結果的に導入費用が削減される。
・米国での実績。Chromebookは米国でAppleの市場を食う程の文教市場でのシェアを示している。これは上記利点に加えて教育用の管理・運用ツールの提供等の提供と何より現場教師の負担軽減という押し付けではない効果が反映されている(と称されている)。
・Chromebookの欠点:
・Windowsではない。折角苦労して習得したWindows環境とは異なる作法、環境の先生方は学習する必要がある(教育関係者の方々が)。
・継続性の問題。Googleが梯子外せばそれでおしまい。これはMSでも同様だが国内のITベンダが「リスク担保」しないと継続的導入に難が有るのではないか。
個人的には管理コストの低さ、導入費用の削減はWindows作法に勝るのではと考えている。小中学生から一私企業(それも米国の)のワープロソフトとスプレッドシートを使えないとコンピュータ教育にならない訳でもあるまい(IT詐欺師共は異論を唱えるだろうが)。驚くべき事に文科省はChromebookに暗黙の支持を与えている様でこれが本当ならば日本のITベンダもOEM等の方法でChromebook納入に動く可能性は有るがMSとの爛れた関係が切れないだろうから駄目かもしれないね。この市場もLenovoやASUS、Dell等の外資に取られてしまうのだろうか。ああ勿体無い・・・