文系メディアの日本経済新聞記者は水俣病が有機水銀によって齎されたという歴史的事実を知らない或いは誤記する程度のド文系野郎なのか?
以下引用:
【ジュネーブ=共同】水俣病の原因となった水銀を包括的に規制する「水銀に関する水俣条約」の第5回締約国会議が3日、スイス西部ジュネーブで閉幕し、直管蛍光灯の製造と輸出入を2027年末までに禁止することなどで合意した。25年末での製造・輸出入禁止が既に決まっている電球形蛍光灯と合わせ、全ての一般照明用蛍光灯の製造が終わることになる。
どうやら日経の記者さん(まあ、水俣病なんて資料でしか知らない世代だろうし、イタイイタイ病や四日市ぜんそくや60〜70年代に問題となった大気汚染含む公害を体験していない世代だろうしね:)には水俣病の原因は水銀らしい(あフォですか?)。
私は有機水銀の工場排水で(一部の人が着目する)生態濃縮が進み、食物連鎖の最後の人間にその影響が現れた公害と理解しているが、念の為にBardさんに尋ねたところ:
水俣病は、有機水銀中毒によって引き起こされた公害病です。1950年代から1960年代にかけて、熊本県水俣市のチッソ水俣工場から排出されたメチル水銀が、魚介類に蓄積し、人体に摂取されたことで、多くの被害が発生しました。
とのお答えでありました。何度も言うようだが日本経済新聞の記者さんよ、歴史と最低限の科学知識は把握なりレビューなり専門家なり、社内校正を受けてから記事書こうね。因みに有機水銀製造と蛍光灯の無機水銀は全く関係無い事柄で、そもそもEUの水銀規制が厳格化されたのは(毎度の官僚国家EUのパタンで)自国地域で水銀含めた環境汚染物質の管理がルーズで深刻な状況になったので身の程知らずにも偉そうにEU様が環境規制の最先端であるかの如くRohsなり規格(こういう規格・規制制定だけは得意なEU様、まともな電池車さえ出来ない癖に:)で規制しているが、蛍光灯の水銀規制なんてとうの昔に実施されていると思っていたのだが、もしかして誤報? EU様はEU地域の産業界の意見だけは聞くのでEU地域で蛍光灯のLED化(特にオフィスや工場で使用されている大型で大容量で直列接続な蛍光灯だろうか?)が遅れていて、またもや安い支那製や高品質な日本製に押されていた為?とか邪推してしまいそう。真面目な話、SiemensやPhilipsはLED照明には熱心(熱心と品質価格は別問題:)で、LED照明に先端技術は差程使用されていない(まあ、GaNと制御回路含めるとパワーデバイス的には先端技術も含まれるのかもしれないが)ので尚更上記日経の記事内容に疑問も感じる。
色眼鏡かもしれないが日本経済新聞の日頃の報道品質を鑑みるに疑いを持ってしまうのはやむ無し。。。