RaspberryPi供給見通しと代替手段について(新規情報ではありません)

 一年ぐらい前からRaspberrypi(400を除く)の入手が世界的に困難になっている状況がある。令和四年葉月十日現在でも国内サイトではどこも入荷待ちの状態で新機種の2Wは少量入荷→即売り切れの超品薄状態が続きている。ネットで検索しても二次情報の和訳で有益な情報は少ないがその中で財団の人のブログを翻訳した物があって:

 

raspida.com

・財団は供給に関与していない(あたりまえ)

・rpilocatorなる供給状態サイトが存在する

 とまあ開発と製造は別なのは当然で特にRPiは製造を世界中の複数のベンダで行っているのだからそれぞれの事情もあろうが今回の状況はキーデバイスの供給不足によるのは誰でも予想が付く話で問題はそれが何で基本的には同じ部品で構成されているのに400は供給されそれ以外は超品薄である状況をどう解釈するかによるのだろう。

 上記のrpilocatorなるサイトは世界の供給状況(販売業者単位)で国内ではスイッチサイエンスさんが記載されている(他にも公式リセラーは存在する)。

 

rpilocator.com

 冷静に考えてみればこのスペックのSBCが千円@zeroW、3.5千円@3A、6〜1万円@4Bと同等スペックの製品(例えばBeagleBoneBlackなど)の数分の一の価格であるのは寧ろ異常でこれは開発費は財団で負担し製造業者は開発宣伝費を負担しない為と世界的な供給量によって実現されているのだろう。他のプロジェクトではこのような大規模生産、開発・製造分離体制(組織的にも財務的にも)を確立する事は難しい様で例えばSeeedはRPiのモジュールを用いたパネコンを販売しているが産業用でもある為、RPi素材であれながら一般のパネコンの価格レンジの下位レベルではあるが「破格」とは言えない。

 製品として本素材を使用されているメーカの方(特に工場製造担当)は死活問題だが私の如き暇人オジサンにとっては時間軸を凍結させる(忘れる)か他の代替が無いかを調べる行動に出る訳でこの状況が更に一年続くとなると雑誌等にもそのような流れ(あるいは別の好奇対象への切替促進)になるのかもしれない(後にRPiバブルと呼ばれる可能性も有り得る:)。とは言え支那製含めてRPiに価格・性能・品質・供給で対抗出来る素材は無く、どれかの要素(単数または複数)を妥協して検討するしか方策は無く一度RPi財団の罠(!)に嵌った身としては当面は手持ちのRPiで辛抱して気長に供給再開を末という誰しも決断する判断が適切というありふれた結論になってしまう。

贅沢な悩みなのかもしれませんが(所詮は道楽故)。