Boeingの宇宙船とBoeingの中のNorthamericanの人(妄想です)

 遅延していた(宇宙開発では遅延があたりまえ)Boeingの宇宙船が無人モードでISSに接続成功との報道が↓

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 ろくに調べもせずド素人が根拠も無く妄想で書くのをご容赦頂きたいのだがBoeingで宇宙船開発といえば吸収したノースアメリカンでしょうと考えてしまうのは1969年のアポロ11号の月面着陸をリアルでテレビ放送を見ていたオジサン世代の発想かもしれないが航空機に限らず宇宙関連でもアポロ計画の司令船(CM)はノースアメリカン、機械船(LM)はグラマンの担当であったのは誰しもご存知のお話。アポロの後継計画であるスペースシャトルもオービターはノースアメリカンがプライムだったし時折事故を起こしつつ(アポロ1号の船内火災、アポロ13号の司令船のタンク破壊、スペースシャトルのコロンビア、チャレンジャーの事故)もその技術力はNASAから相応の評価をされていたと思っている(開発遅延とか設計品質がNASA基準を満たさない場合があったとか色々指摘はされているが競争入札で獲得した契約なのだから応札・選定されなかったライバルの揶揄と言えなくもない)が今回の報道での「ボーイングの宇宙船」とは偏見で申せば「Boeing社Northamrican部門の宇宙船」というのが実像に近いのではなかろうかと勝手に妄想している。

 7人乗りとはいえ宇宙船の外観も何となくアポロのLMの再突入体と雰囲気は似ている(宇宙船の設計上極端に独創的形状は難しいのだろうけれど)順調に開発・評価が進んで米国企業による有人宇宙船によるISSへのペイロード配送が再開されると最近話題のロシア依存の状況から幾分なりとも解消されうるのかもしれない。宇宙開発に限らずハイリスクの技術実現とその実用化手段では複数の技術開発を平行させリスクヘッジを行うのが定石だが民活化によるコスト削減が背景としてある昨今の宇宙開発事情ではNASA含めた親方星条旗体質の防衛産業企業の方がそういう縛りが無い純民間企業ベンチャーに遅れを取るのは当然予想された事ではあるが何とかそれこそ軌道に乗って欲しいものではある。

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 個人的にNA社の限界を超えた(犠牲は出すにせよ)技術開発姿勢に共感する性癖故かボーイングの中のノースアメリカン部門の方々には(私の勘違いかもしれないが)労を労いたいところではある。ブースターがアトラスVというのは使い捨てロケットのそれこそアポロ以前の世代に戻った(というかスペースシャトルのプランが再利用によるコスト削減に技術的・管理的・運用的に無理があったというか)のは堅実なのか残念なのか現在の技術水準では使い捨てロケットが最も費用対効果が高いというのが結論なのだろうからそういう事なのだろう。