aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

RPi pico w

 流行出遅れ感多々ありますが、RPi pico wについて。惰性でrp2040ベースのXIAOフォームファクタなモジュールを買ったりもしていたけれど小さすぎて弄るに不適な点とarduino ideで更にやる気がしなかったので放置、その後例のハンダ付け欠乏症:)でスイッチサイエンスさんにrp2040ベースのデバッグモジュールとpico wを買って、毎度のピンヘッダハンダ付け作業で英気を養っておりました。その際のオマケメモというか写経のようなもの:

1.rpi pico 本家

www.raspberrypi.com

2.パンダセラピー(処方後:)

ハンダセラピー(処方後)

3.写経

 3.1.写経元のサイト様

sozorablog.com

 若い方なのか?可愛らしいイラストとgifアニメでわかりやすさを強調しておられるが、技術的な掘り下げを意図している訳ではなく入門者向け故、入門者な私には適切。

3.2.写経

写経

 rpi pico wをhttpサーバとして機能させ、cgiでpico上のledをon/offさせ、おまけでCPU内温度(自己発熱の為、気温測定ではなくてCPU温度)を表示させるサンプル。上記サイトはクリップボードにコピーするボタンも配置されてるのでコピペ組には大変ありがたい。

4.PIO

 rpi picoの特徴として当初から着目しているのはpioと呼ばれるCPUとは独立したステートマシンというかマイクロシーケンサというかプログラマブルDMAというかを4ユニット内蔵しており、専用のアセンブラで制御する。最近のSocでは普通に内蔵されているioプロセサ的な機能を汎用化・簡素化した様なアーキテクチャが組み込まれている。流石財団だけあってか、単なるarduinoの後追いでは無い、独自性と見るのは贔屓目だろうか。同じはてなブログの方のサイトを引用:

zenn.dev

 仕事でやってた頃からこの手の専用型マイクロシーケンサは好みで(FreescaleのSDMAとか、MC68332のTPUとか、RenesasのDTCとか、古くは日立のUPPとか)安価なpicoクラスでも搭載されている点に魅力を感じている。なのでIF誌のバックナンバー集積PDFを買ったり、YouTubeで最近出ているpio関連を閲覧したり、マニュアルを読み直したりで(睡眠)学習中。。。

5.まとめ

 ・rpi pico w は安価で便利で情報も揃っていて、回路図も公開されていて好印象

 ・pioは個人性癖的に惹かれる(同好の士は少なくないらしい:)ので、ちまちま学習を

 ・好みが分かれるが箱入りだが手が届かない(情報開示の意味で)M5系より、無骨な生基板ではあるが全て公開されていて、エコシステムも財団がサポートしてくれるRPiファミリの方が好みだろうか。

おしまい