aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

預言者気取り

 どうも最近日経が朝日新聞化(というか一般紙化、というべきか)している様に感じる(個人の印象です:)ので朝日新聞の社是に習い上から目線で批評してみよう(無論、皮肉ですよ:):

www.nikkei.com

 この企画考えた人(というかよくある無責任企画の一つ)は

・2023年現在のウクライナ戦争より2056年に起きるかもしれない日本国の人口が1億人以下になるという予想が大事

・2056年とは33年後だがその時点でこの記事読んで生きている世代は50歳未満だから対象読者は中年以下が対象(ですよね、死者は現世に影響を与えられない)

・人口減少のスケールが毎度ながら朝日新聞的、というか企画の意図は中高年の不安を煽り、それによって日経○○(例えばリスキリング、とか)を買わせる意図なのかなぁと。煽り凄いよね、最近の日経さん(まあ、新聞業界も滅亡の煽りを受けての行動なのだろうけれど、上手く行くといいですね(棒))。

 ごめん、この企画と記事から得られる新規情報はどこかと鑑みるに:

・人口予測なんて監督官庁が20世紀から充分な予測を行っている既定事項であるから、この記事が煽りたい事柄に情報性無し(あたりまえの事を再放送してるだけ)

・2056年の事なんて誰も確実に予想出来ない(人口統計も、ね:)。だから科学的根拠に基づかない無責任(素人の戯言)でも虚偽報道と追求されない楽な企画

・最近のメディア様は人口減少がお好きの様だが1978年頃は人口増加(人口爆発)で食糧危機が〜とか煽っていたのはどこのメディア様なのだろう? かのAsimov御大も1970年頃は人口爆発に伴う食料危機に警鐘を鳴らしていたのだが。それって何時解決したの? 世界人口って減少しているの??

 一般紙化を標榜する(してるように見える、理由は一般紙読者確保の為か?)日経さんは株や企業情報に興味が無い一般人にも興味を持ってもらえる様な企画、或いは企業なり経営者なり、事業主で日経買える暇人(失礼)で購読してもらえる様に撒き餌カーニバル(最近、職場の若い人から仕入れた語彙:)の一環なのだろう(か|ね)。

・結論

 10年、20年、30年前の日経なり一般紙なりのバックナンバーで人口問題の特集記事を反芻、対比して読むのが吉。メディア様は鶏頭(まあ、記者さんがそうだから読者もそうと想定するのだが・・・)だから10年、20年、30年前に同じネタで企画した記事の内容なんて覚えちゃいない(ですよね〜)。まともな記者ならNDL-Searchや新聞業界のDBで調べるものだが最近のメディア様、特にこんな企画を立てるミドル層?はどうかなぁ。チャートとは方便の道具、DBとは都合の良いデータを抽出するための用具、とか思ってませんかねぇ(疑念)。なので10年後にでも答え合わせすれば良いレベルなのでは。どうせ33年後の事だから10年後に答え合わせでも充分でしょう。

つまり、ゴミ記事。