aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

プーさんの長征

 嘘をついたら最後まで付き続けなけれならぬのは世の宿命で、ソ連に始まり、ソ連は20世紀末に終わり、引き篭もりプーさんの長征情報工作を危惧する専門家翻訳サイトの記事。まあ、そもそも支那共産党は日本軍と戦ってないのだから、共産主義国家特有の創作文学の変遷が記されている。

aviation-space-business.blogspot.com

 一部引用させて頂くと:

国政府の報告書によると、中国政府は共産主義体制を宣伝し、反対意見に対抗する世界的キャンペーンを大規模に展開している。

       

国務省のグローバル・エンゲージメント・センターが発表した調査によると、数十年にわたり放送や印刷メディアを通じ世界各国の視聴者向けに中国に関する肯定的な物語を宣伝してきた中国共産党は、習近平国家主席の下でそのアプローチを変えたという。

 「北京は、目的に適う場合には偽情報を協調的に使用するようになり、多くの場合、メッセージを増幅させるために真偽不明のボットネットワークを使用している」と同報告書は結論付けている。報告書は、この作戦を「何十億ドルもの投資によって支えられている」高度に洗練されたメディアと政府の影響力と表現している。

 報告書は、プロパガンダや検閲、オンラインコンテンツをコントロールする「デジタル権威主義」の推進、国際組織や二国間関係への浸透と統制など、中国政府による情報操作と影響力活動で複数要素を特定している。

 グローバル・エンゲージメント・センターのジェイミー・ルービン所長は記者団に対し、同報告書は中華人民共和国がその影響力と偽情報活動を通じて、世界の情報環境を歪めようとしているかを包括的に検証していると述べた。

  ルービンは、「パズルのピースを並べると、世界の主要地域で情報支配を目指す中華人民共和国側の驚くべき野心が見えてくる」と述べた。中国の究極の目標は、米国とその同盟国の安全と安定にダメージを与えることだ、と彼は断言している。

     元国務省報道官のルービンは、情報化時代は "グローバリゼーションの暗黒面 "を生み出したと述べた。外国の偽情報や情報操作の努力を止めない限り、民主主義の価値や権利はゆっくりと着実に破壊されていくだろう、と同氏は警告した。

 中国大使館のスポークスマンにコメントを求めたが、返答はなかった。

 更に続けて:

報告書によると、中国側はまた、北京が推進する虚偽または偏ったシナリオを宣伝するため、賄賂を通じて元政府高官、企業関係者、ジャーナリストを「共用している」という。

       

報告書は、「こうした要素が一体となって、情報環境の完全性を侵食している」と述べている。

       

偽情報は、以前は北京の外交政策全般で補助的役割に使われていたが、今では中国の影響力活動の中心的な特徴となっている。例えば、COVID-19ウイルスの起源を問う記事、潜水艦建造に関する米英豪3カ国協定への批判、ウクライナ侵攻を正当化するロシアの支持などである。

       

大規模な偽情報工作や影響力工作は、中国の対台湾政策を擁護し、国務省が中国西部の少数民族ウイグル人に対する虐殺政策と呼ぶものに対抗するものである。

       

中国の秘密情報部員は海外メディアに虚偽の記事を植え付け、外交官は海外メディアに圧力をかけて、中国政権が好むシナリオを宣伝させている。中国はまた、外国のメディアを買収し、作戦に利用している。

       

報告書は、北京の取り組みが表現の自由を低下させ、国際的な情報発信者を中国のプロパガンダの「道具」となるよう操っていると警告している。

       

効果的に対抗しないと、一般市民、メディア、市民社会、学界、政府が将来入手できる情報は歪曲され、中国からの虚偽または誤解を招く情報に基づいたものになるだろう、と報告書は述べている。

 所謂ハイブリッド戦略の事だがものの見事にこの術中に嵌まり込んで抜けられない我が国のメディア様を筆頭にプーさんの長征(既に語彙が異なっている:)でカモ釣り大漁な我が国では、スパイ防止法すら無いユルユルな法規制の中でやりたい放題(今のメディア様どころではなく)でありました。

 狐もプーも戦争に弱い国ってこの手の情報工作だけは熱心なんだよなぁ。狐は手口の匠さ、プーは物量だったが最近は手口も高度化し、対象国のメディアと自称知識人(まあ、文系学会人の事ね:)を取り込んでおる様です。まともな国なら法規制で一網打尽としたい処だが、敗戦国の刻印がいまだ解けぬ枢軸国は辛い。。。

記事原典:

www.washingtontimes.com