暇なのとボケ防止も兼ねて私が仕事/道楽で関わった事のあるMotorola MC6800系譜のマイコンをMindmap風に表記してみた(理由:楽なので:)。尚、当時のセカンドソースに一切触れていないのは・・・察して下さい(生臭い話になりそうなので、特にHC11と6809のCMOSバージョンが絡むと:)。
おことわり:
1.セカンドソースに関する情報は意図的に記していません
2.MC6800視点且つ私の私見故、偏り/不正確な部分が存在します
3.対象は私が使った/関わったチップのみで他に膨大な種類のファミリが存在します(Nuron chipなど:)
と釈明をしておいて私見を申し上げるならば:
・Motorolaに限らずだが半導体メーカは大口顧客の要求に忠実で、それを実現させる為に最大限の努力を続ける。m6800に関すればm6801→hc11→hc12/s12と顧客の要求に忠実であり、アーキテクチャの綺麗さとかいう空論は封殺される(商品開発としては当然、空論で喜ぶのは一部のマニアだけ:)。
・PCという将来市場獲得に失敗したm6809は後継チップは開発される(Motorola的にはm68000とのポジショニングもあったのだろう)事無く終わる(商品としては当然の選択、以下略:)
・上図ではHC11系に偏っている様にも見えるが、それは私の嗜好に過ぎません。
・Motorolaという会社はFreescaleになってからも自社マイコンには自社製のモニタプログラムを少なくとも8bitマイコンではソース込みで提供していた。具体的には:
・MC6800 :Mikbug/Minibug
・MC6801:LiLbug
・MC68HC11:Buffalo
・MC6809:Assist09
この中で私のお勧めはHC11用のBuffaloでOSSのaslのサンプルソースに収録されている(他MCS52用Basic52等:)。8KBでワンラインアセンブラ、逆アセンブラ、timerとXIRQを使ったシングルステップ等、gcc含めて40年前の設計のチップにしては開発環境が整っているように思います。チップの入手も比較的容易だし:)。どうも私はHC11贔屓故、その辺は割引いて見て頂けると幸いです。
おしまい