忘れてしまった人（特にパンダハガーさん：）もいそうだがそこはクンクンランドで適時情報をメディアを通して流してくれる。同じメディアでも我が国も文系おバカメディアと異なり、少なくとも国家観と安全保障に関する立場は大差無い（民主党でも共和党でも）。
これによると支那気球は中継装置として機能し、適切な比較かは解らぬが非常に低速な高高度偵察中継気球の働きをしていた模様。ある種のUAVとも言える。記事によると共和党はなぜ早く撃墜しなかったのかと騒いでいるそうだが確かにUAVを自国領土内に徘徊させていたのはNORADの盲点であり、既に対策は取られているだろうが防衛システムが想定していた対象とは大分異なる物体故、工夫も必要なのだろう。
気球が発見され、対処方針が定まる迄はECM等も行なわれなかった筈で、それまでの長い時間、米軍基地のさまざまな通信を傍受していた事になる。古典的手法ではあるがそれ故に費用対効果に優れ（何せ飛行維持の為の動力・燃料が少なくて済む、無人）目的を達成出来れば兵器としては合格点だから、西側も参考になるのであれば（いや、風船爆弾がどうちゃらという訳ではなく：）かつて禿が飛行船で携帯中継局をとか言ってたのと類似の技術でコスパの良い定点観測傍受手段を実現出来るのかもしれない（まあ、それなら既に実用化されてるだろうけれど）。
