さてどこの偽部品なのだろう。航空機関連では認証制度が充実してるらしいのでトレーサビリティから追跡は可能らしい:
興味深いのはRRでもGEでもP&WでもなくCFMインターナショナル(スネクマとGEの共同出資会社、だから親会社のサフランが出張ってる。GEとスネクマでは格が違い過ぎるし国際問題だから親会社対応となったのかな?)のCFM56である点で、
・CFM56はGEのF101エンジンコアを基盤技術としている
・スネクマは低圧部、GEは高圧部を担当
・CFM56開発時にF101(B-1に搭載されてる超音速ターボファン)の技術流出を恐れたクンクンランドが難色を示し、スネクマとGEが色々活動して開発・輸出可能となった
という歴史があるのはご存知の方も多いと思いますし、そのCFM56を支那が合法的に入手・リバースエンジニアリングして支那のステルス機のエンジンとして応用しているらしいというのも既定事項。まあ、支那は旧ソ連含めて無断コピーは支那共産党の価値観では無問題(都合の悪い特許・著作権は共産党配下の法律で無効化:)だし、CFM56のサプライチェーンの複雑さと今回の事案とは無関係ではなかろうとど素人でも容易に想達出来る。記事によると既に変態大英帝国にある架空企業が出元らしいが、どこまでトラッキング出来るかと言えば・・・まあ、アングロサクソンだし徹底的にやるんだろうなぁ。デカップリングも絡む可能性も有り得るが、全く別の系統かもしれない。