aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

超電導量子コンピュータ国産3号機

 NICTFacebookより:

www.nict.go.jp

概要

 

大阪大学(阪大)量子情報・量子生命研究センターの北川勝浩センター長(大学院基礎工学研究科 教授)、根来誠副センター長・准教授、理化学研究所理研量子コンピュータ研究センターの中村泰信センター長、産業技術総合研究所産総研)先端半導体研究センター3D集積技術研究チームの菊地克弥研究チーム長、情報通信研究機構NICTエヌアイシーティー超伝導ICT研究室の寺井弘高上席研究員、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 スタートアップ事業本部シニアスタートアップ機械学習・量子ソリューションアーキテクト 針原佳貴氏、株式会社イーツリーズ・ジャパンの三好健文取締役、富士通株式会社量子研究所の佐藤信太郎所長、日本電信電話株式会社(NTT)コンピュータ&データサイエンス研究所の徳永裕己特別研究員、キュエル株式会社の伊藤陽介代表取締役、株式会社QunaSysの菅野恵太CTO、株式会社セックの内田諒主任らの共同研究グループは、2023年12月22日より国産3号機となる超伝導量子コンピュータクラウドサービスを開始します。

 ということらしい。何というか各ベンダの得意技術(外資含む)をかき集めてクラウドサービスで量子コンピュータのサービスを提供するという最近見られる構成(クラウドサービスの提供という意味で)。現在の量子コンピュータは大昔のベクトルプロセサ(所謂スパコン)同様、フロントエンドが必要というか専用演算しかその特徴を発揮できない様だからかような構成になるのだろうし、それを自社で構成要素を揃えられるIBMとは異なるフォーメーション(アプローチとは癒えない)のと対象的。

 とはいえ国産3号機で国産部品なり要素技術なり研究開発成果を今後の産業界に活かす為のサービス提供という意味では他の量子コンピュータクラウドサービスと同じ技術思想であり、官の予算次第だろうが今後に期待。