aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

連携

 量子コンピュータスパコンを連携させてシナジー(古い、か?)効果を狙うらしい。サイエンスポータルより:

scienceportal.jst.go.jp

 一方、IBMはエラーレートを改善した133ビット量子プロセッサを発表:

pc.watch.impress.co.jp

 量子コンピュータの実用化にはエラーレートとそれとトレードオフ量子ビット数増加が要素技術らしいから世界中の研究機関と企業が開発に鎬を削っているのは無論、軍事に限らず(技術に色は無いから)通信暗号技術、組み合わせ問題等の特定分野に適した(と言われる)量子コンピュータと従来型のスパコンを連携させる発想はどの国の研究者や企業でも考える事だし、実際にそれを試みている筈だが、それを用いて製品開発(無論、軍事利用含みます、最優先事項:)に供するのが努めであろう。

 こういう国際競争で手前味噌或いは負け惜しみかもしれないが、量子コンピュータスパコンも外国の技術はキーデバイスに過度に依存せず(依存しないとは言ってない:)国内開発の素地を有する国は多くは無く、現時点ではどうにかそれに参加している我が国はどこぞのおバカ文系メディア様や科学技術知識ゼロの分際でトリチウムの生体濃縮とか妄想を撒き散らす自称進歩的知識人(まあ、妄想と科学技術は相容れないので、さようなら:)ら、ご自身の理念という牢獄から解脱出来ぬ可愛そうな人達とは無縁な現実世界を構成しているのでありました。

 デフレ脱却に伴い、経産省の予算も部門によっては増えているそうだし、経済成長の基盤となる科学技術(無論、理論科学・数学・化学・薬学・生物学・免疫学・等々)研究開発への国からの継続的投資による安定した研究環境と予算の確保が望まれます。これによる効果はトリクルダウンと言えるのではあるまいか(意味は違うが)。