色々とBoeing批判記事が出てくるが議会の依頼で調査した専門家の細目が分からないとこれでは単なる誹謗中傷と大差無いように見える。Boeing側の反論を期待したい。B737MAX9のドア脱落に関するNTSBの調査報告にも。労使関係が冷却/悪化している企業なんてざらに存在するし、意思疎通と製品品質に直接的な因果関係があるかも明確とは言い難い。サボタージュの証拠が発見されたとでも言うのなら別だが。。。ロイターの記事:
重ねて言えばレイオフと繰り返す企業はアメリカでは普通だろうし、それによって製品品質が低下して最終的に被害を受けるのはメーカとその従業員(さらなるリストラという形で)というのはそれこそ活動家脳でなければ判る事故、この記事の信憑性に疑問を呈しておこうか(その通りかもしれないが、であれば労使共に危機感が欠如し過ぎ)。
もし原因が本当に熟練工不足で労使関係が意思疎通無し状態であるのなら、対策は効果は別にして容易に思いつくし、それは過去の企業の歴史から自明なのではなかろうか。
まあ、具体的には経営層の首をすげ替えるという事だろうか(状況が改善される迄、無限ループで:)。
或いは分社化・解体・M&Aもオプションになりうるがそれこそ合衆国政府の圧力、ではなくて指導が必要になる(権威主義国家の如く、強権発動とは言えないので)か。。。