aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

XB-70

 一般紙でXB-70が掲載されるのは珍しいと思い、引用します。CNNの記事。

www.cnn.co.jp

 一般紙にしては珍しく(しつこい)WS-110A計画の発端やマクナマラとの確執は省略されMach3級の超音速爆撃機の技術史に着眼した記事でお約束の如くGEエンジン宣伝の為のフォーメーションでF-104との衝突で2号機が喪失した件もその写真含めて記載されている(航空機が好きな方には既知であろうが)。

 思うに一般紙で超音速大型機の記事が(Tu-144も掲載された模様)掲載されるのは昨今の米国での民間超音速旅客機開発ブームに依るものなのかもしれない。民間ではないがX-59も飛行した事だし米国がSSTをキャンセルした主要因となったソニックブームへの機体側の対策としての技術革新と民間超音速機開発が70年近く停滞している民間機の速度をせめて50年前のコンコルドの時代並に回復する契機になるのかもしれない。

engineer.fabcross.jp

X-59のエンジンはF414だから実用的なデータ収集になるのかもしれない。F414はF404ですら煩かったのに更に回転数を増して推力向上してるからNASAにとっては好都合なのかもしれないが予算が限られた中での試作機は有り物で作られるから下衆の勘繰りなのだろう(当方、航空雑誌読む程度のど素人で○○力学系はサッパリでありまして:)。

20240416 6:26追記:どうやらXB-70ブームなのだろう(か)、青木さんも本を出す様なので予約した:)

www.amazon.co.jp

 ひょっとしてXB-70初飛行60周年とか?

 最近XB-70,YF-23,CF-105、TSR2等過去の試作機(場合によっては駄作機、失敗機)を取り上げたYouTubeや上記雑誌がみられる様だがこれもロングテール戦略の一環なのでしょうか(はて)。