aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

力のプロトコル(8)

 USAFとペンタゴンが満を持して次期戦略爆撃機(と称して良いのだろうか、それとも戦術爆撃機?いやFB-111を戦略爆撃機にカテゴライズしたUSAFだからB-21は由緒正しき戦略爆撃機と言える。Tu-22Mをクンクンランドは戦略爆撃機に分類しているから当然とも言える)たるNG(略称のセンスがノースロップらしくアレだが技術的にはノースロップらしく先を行く物であるのは間違い無さそう)B-21が公開された。NGのサイトからライブ配信されていた様なのでご承知の方も多いでしょうしメディア様も「核兵器を搭載する戦略爆撃機」と20世紀の語彙でテンプレ書かれているようだし↓

www.nikkei.com

 F-35の如き情報流出を恐れてかB-2のロールアウト式典(あの時は航空情報誌が小型機飛ばして機密情報であったB-2の後面を空撮して騒動になった記憶が)は今風の演出踏まえて想定外の情報漏洩が起きにくい様に且つ米国納税者の理解を得られる様に、且つ議会に機数配備と予算執行の妨害を受けにくくなる様にコスト管理を徹底させて目標価格はB-2の1/3(まあ、B-2が法外の高価で金よりも高価と称されたので一概には言えないが)の調達価格で100機以上の調達を目指すという(最大175機とも)。

 そりゃB-2の如き試作機改造含めて僅か20機では狐ランドの戦略爆撃機より少ないし、確か2回墜落しているから絶滅危惧種に分類されても不思議ではないB-2をペイロードとコスト以外はB-2を上回るのではとされているB-21でVG翼のピポッド寿命問題と通常兵器ミッションに変更されて損耗が進んでいるB-1Bの置き換えを目指す様だがど素人の印象としてクンクンランドに超音速爆撃機が0になるのは寂しい気がしないでもないがそれはNGADか何かの派生型で補うのか現実問題として探知されなければ亜音速ノロノロ侵攻しても目的は達成可能であるから問題無しと判断されたのだろう(か|ね)。

 B-2の異様な形態に世界が驚愕したのが30年前の1990年代だから単純に考えてクンクンランドは狐や支那プーに30年先行しているとも言えそうだが狐も支那プーも各情報機関と手先を活用してB-2モドキの開発を行っており、支那プーは見せる気満々な様だし本家のB-21が公開された今、H-20とやらを公開する絶好のタイミングではなかろうか(無論、皮肉ですよ:)。

 B-21ではLMとNGの競合になりB-2の実績が評価されたのかNGが選定された。創業者の夢が叶った(Northlop的には)とも言えるが猫グラマンにとってはアビオニクスとE-2だけでなくビジネスになる範疇で(X-47BやT-7コンペに入札しなかったのはビジネス上の理由では?とも噂されたし)特に海軍機に復帰したい思いは古参の猫グラマンさんにはひょっとしたらあるのかもしれない。。。

 狐ウクライナ戦争と予想されている支那プーの台湾侵攻で「平和の報酬」とやらが嘘っぱちである事が明白になり(単に狐と支那プーを太らせただけ)時代は第二期の冷戦に回帰していると認識している。これはリアル空間より情報空間たるサイバー(恥ずかし)空間が顕著でありどこぞの日本学術会議の文系活動家(まあ、彼らは狐と支那プーのDupesと認定されるべき存在、冷戦時代の大学の赤いセンセイらと同一分類:)さんには自然減して頂いてついでに宮澤教のガラパゴス憲法学とやらも国際基準に合わせた体系に正すのも(昨今の赤頭の衰退に併せて)地味な積み重ねが必要なのだろう。。。

力のプロトコル? 20世紀の戦略兵器の解釈(暴力装置としてのそれ)と捉えたのだが。今は20世紀の冷戦時代の力のプロトコルが標準化されてつつあるからそれに従わぬ国家・同盟は歴史を繰り返す事になるのだろう(反芻と反省と行動)。。。