過日注文していたOSS風RISC-VなSBC(RPi zero風味)なボードが支那から届いたので開封してみる。環境整備未故、外観写真だけの紹介になります:)
1.外観
ポストに黄色い国際郵送物が挟まっていたがFusionPCB辺りかAmazon購入品のおまけノベルティグッズかと思い数日無視していたが(不覚)、そういえばと開封するにOx64(128MB)であったというオチ:
上記ブログの日付から換算するに一月程度で届いた事になる。国際郵便で保健掛けるとJPオジサンの世話になるので受け取り要で煩雑だが今回はそれは不要だった模様
2.Ox64 SBC外観
2.1.部品面
USB-Cは趨勢かもしれんが太くて硬いケーブルが多いので本機の如き小型モジュールではケーブルに負けてしまう。基板左にPineのロゴらしきものが見える。
2.2.基板面
基板面(半田面)はMicroSDスロットのみ。感覚的にはRPi zeroより一回り小さい印象(当方RPi Pico持ってないので比較出来ず)。
3.開発元と環境整備情報
上記サイトの最後にRTOSとLinuxのtoolchain情報のリンクがある模様:
まあ、気が向いた時にでもちょこちょこ弄ってみようか(猫型人間故:)。。。
4.ブロック図
開発元のブロック図(上記から引用)からするに:
Pine64 Ox64 specifications:
- SoC – Bouffalo Lab BL808 with:
- Storage
- Camera & audio – 2-lane MIPI CSI co-located with USB-C port for camera module including microphone and speaker
- Antenna – 2.4GHz chip antenna soldered on board, footprint for u.FL connector
- USB – 1x USB 2.0 OTG Type-C port with MIPI CSI “alternative” mode
- Expansion – 2x 20-pin headers with castellated holes with GPIO, SPI, I2C, and UART, possible I2S and GMII expansion
- Debugging – 5-pin JTAG header
- Misc – BOOT button, red power LED
- Power Supply – 5V/0.5A via USB Type-C port or micro USB port
- Dimensions – 51 x 21 x 19mm
メモリはPSRAM?で64MBのようだから組み込み用途の軽量LinuxかRTOSを想定していると推定。コアは460Mhzと低いが無線i/fも内蔵している様だしRPiの如き実用性は期待出来ないものの、RISC-V64でLinuxで遊ぼうとする暇人には善きおもちゃになると期待(その為にポチッとした訳であって:)。
我が国のRISC-VチップはRenesasさんが台湾のIPを使った展開をされている様子だから真面目に使うにはそちらを検討されるのが宜しいのかもしれない。まあ、RISC-Vは無国籍というかオープンアーキテクチャなので現実支那が先行しており、ARMの如きIPの縛りも少ないから(製造装置は別にして)?狐のミサイルにRISC-Vが使用されていても何ら不思議は無い(アーキテクチャに色はつけられない)が、クンクンランドの事だから著作権(何処の?)やら国際組織やら使って規制する可能性もあるのかもしれない(まあ、本件については手遅れな気もするが)。。。