7年前のNotecaseのトピックと最近読んでる小林優さん(HDLラボの方)の技評のAltera Kindle本を参照しつつ死蔵してたDE0を開封してTerasicサイトの2010年版のサンプルプロジェクトをDE0に書き込んでみる。まあ口癖になりつつあるリハビリということで。
1.Quartus2 v13.0sp1(以下q13)のde0_debounse_cnt プロジェクト↓
2.reportファイル
3.de0への書込み
4.DE0のプログラム結果
7年前にどうやったか忘れたがroot権限でなくても書き込めたのでDE0内容書込デバイス(USB blusterでしたっけ?何か中二病風な命名と感じるのはジジイの戯言か)のデバイス権限をsudo 666 にした為かもしれない(記憶に無し)。
取り敢えず問題無く7年前の記憶を取り戻した(そう)といふ事で(良かった:)。
20221210 10:38追記:
7年前のNotecaseのトピックより:
・Ubuntu 14.04+Quartus2 13.1+Terasic DE0
・VMWare/XP+Quartus2 11.0+マルツCyclone1基板+Byteblusterパチもん
のようである。7年前の私は今の私より多分マトモな内容で衰えを感じる(特に視力と気力・集中力)が加齢とはそういうものだから無理はせぬ様させぬ様、過ごす日常(余命)としたいものですな(しみじみ)。
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2015-03-05 05:51:05
今度はQuartus2つまりAlteraの回。Quartus2はv14から64bitのみ対応になっているのでv13.1を導入する。XilinxのISE14.7とVivado2014は32bitにも対応していたのでQuartus2のそれは純粋に開発リソースの効率化が理由と思われる。尚、MAX10等の最新のチップにはv14を使う必要があるのでv13.1のWeb EditionではMAX2,5,Cyclone3-5が対象となる。例に拠ってLinux版はRedHat系しか動作保証しないがデバイスプログラマを除き(未確認という意味で)Ubuntu14.04(x86)でも一応動作しているように見える。
1.入手
AlteraのサイトでQuartus13.1 for Linuxのtar archiveをダウンロードする。4.5GB程度あるので時間の掛かる(3時間ぐらい)。
2.インストール
一度作業ディレクトリを mkdir Quartus2/13.1/ みたいな感じで作成後に tar xvf (ダウンロードしたtarアーカイブ名) して解凍する。解凍すると setup.sh が出来るので bash setup.sh でインストーラを起動して後はそれに従えば良い。これも結構時間の掛かる。
3.ライセンス等
Wed Edition(free)は特にライセンスファイルは無くても動作するみたいである。ただ例によって期限が1年で更新を求められるとか何らかの縛りがあるのかもしれない(昔のQuartus2 v9.xの頃はそんなのが有った気がする)が取り敢えず何もしなくて合成可能。
4.画面
これも昔見たQuartus2の画面の末裔で何となく想像が付くような画面。
5.問題点
・エディタで日本語が使用出来ないようなので外部エディタを選択する。ISEの時と同じく geditを選択。
・USB Blaster(或いはその互換機)は未確認。尚 USB Blaster2はv14以降の対応なので本環境ではUSB Blasterのみ対応。
・おさらにになるがQuartus2はv14では64ビットのみで動作するので32ビット環境の人はv13.x以前を導入する必要がある。
6.所感
気のせいかもしれないがISE14.7より動作が速いような気がする。XC9500 vs MAX2で同じVerilogソースで合成したので条件は同じ筈だがあくまで「気がする」だけ。ISE14.7とQuartus2 v13.1がUbuntu14.04 LTS x86で動く(除くデバイスプログラマ)ようになったので少しは進歩している(導入対象プラットフォームという意味で)。USB Blaster互換品が2千円台と破格でAmazonから入手出来そうなのでまた安物買いになるやもしれぬが買ってみようかなと思案中だがその前にDE0やnanoで確認すべきだろう。
2015-03-07 12:29:43
Q13.1のProgrammerについてのメモ。例に拠ってRoot権限が必要で結果的にQ13.1を sudo quartusで起動するかプログラマをRoot権限で起動する必要が有る。USB Blaster互換を内蔵しているDE0で動作を確認した。
Altera慣れしてない身としてはEP3C16F484がCycleone3である事を認識するのに半日掛かってしまった(てっきりConfigROMかと)。つまりFPGAのSRAMにJTAG経由でConfigをしている事になる。
まだ謎な部分(7SEGのDPが期待どおりの動きをしない点とか)もあるがそれなりに動作はしているので地味に進める(或いは放置)。
2015-03-07 18:18:56
お恥ずかしい。7segのLUTを呼ぶ際にoSEG_DPに渡す引数を入れてなかったのが原因でした。非常にレベルの低いコーディングミス。
2015-03-15 21:34:54
Amazonに注文していたUSB Blaster互換とマルツのEP1C3T100+EPCS1ボードを動かしてみた。Cyclone無印はQuartus2 v11.0sp1以前のWeb Editionでないと動作しない。Ubuntu14.04(x86)で試みたがライブラリが無いとかで起動出来ず仕方ないのでVMWare/xpに環境導入した。USB Blaser互換品(自称)はAltera謹製のMAX2開発ボードで動作確認済なので一応それを信じる事にする。
・画面
見ての通りVMWare/xpである。ConfigROMはEPCS1(Cyclone無印用ConfigROM)。AlteraはConfigROMへの書き込みは .jic形式でFPGA(今回はEP1C3)は .sofと異なるので注意が必要。ConfigROMを書き込む際には専用ツールで生成を行ってからになる。
・写真
いかにもパチもんっぽいが普通に動作しているので由とする。そもそもUSB Blasterが法外に高すぎるが開発費・サポート費用を鑑みるとそれなりに妥当かもしれない(XilinxのPlatform Cableもそこそこの価格だし)。「ALTERA」のロゴがあざとい(それを買ってしまう俺はもっとアザトイ)。