狭い日本の国土で混雑・複雑な道路事情で、車専用レーンの分離箇所も不明確な状況で自動運転レベル4が認可される場面は当然限定的で、それは監督官庁も当業者も充分な摺り合せの上(まあ、事故が起きたらメーカのせい、と:)本日から開始された:
日経だから公式サイドに近い内容(経済関連は除く:)で所定経路を予め定められたコースで、緊急時の補助要員が何らかの形で添乗するのかもしれないが、アプリケーションとしては人口減少地区で自分で移動出来ない、所謂地方公共交通としての運用。委託先はバスを供給可能な車両メーカとシステムを担当する企業とネットワークを担当する通信・インフラキャリアなり企業とのコラボが一般的なのだろう(ね)。
一方、民間というか自家用車を読者とするメディアさんは:
まだまだ先ですよねぇ(そもそも要るの?:)と、そろそろおバカメディアさんも飽きてきたのか(偏見が強いかもしれない)、我が国に於ける自動運転の現実というか適材適所が(今時点の技術動向に基づく)私達一般平民にも見えて来たのかもしれない。
まあ、これで事故が起きるとメディア様は大騒ぎでうんちゃらかんちゃら騒ぐのだろうけど、自動でも手動でも事故は起こるから(確率論的に)、その時の責任の所在と冷静なPDCAサイクルの確保が必要なのだが(血塗られた航空業界の技術史を反芻すべし、車は更に苛烈かもしれぬが)こういう科学技術の世界に理念とかいう妄想馬鹿が介入しようとするから面倒臭い事になるんだよねぇ。まあ当事者(今回は自治体、故に団体さんの圧力に屈指そうで心配:)も想定はしているのだろうけど、補助金が切れた時が縁の切れ目な構造は所謂、社会実験スキームの延長かもしれない。とはいえ受益者候補である我が身に照らし合わせると技術の進歩を体感出来ると良いですな。こういうサービスは受益者負担モデルであって良い気がしている今日この頃。