OSSのハンドヘルドPCと言えば20世紀末を知る人はMorphyOneとかいうhp200LXモドキを詐称した(結果的に)架空詐欺商法(当時はメディアである技術評論社も記事掲載という立場で喧伝していた記憶も)を古い人は想起するやもしれないが、本記事は少なくともプロトタイプの開発中で回路図等の情報もGitHubに公開されている様なのでリスクは少ないマトモなプロジェクトなのだろう(多分):
今のご時世ではx86/x64でなくてもPCを名乗って良い様だから(ああ、Appleは別格かもしれないけれど)ARMv8のA5x/A7xな財団のCM4モジュールで構成されたハンドヘルドは立派な且つ品質もRPi4相当の品質がほぼ担保された物なのだろう。CM4の価格はRPi4Bより小売は割高だが上記プロジェクトのロット次第では・・・と妄想も膨らむがそれ以上にこの手の量産?は支那の例えばSeeedが担当している場合が多いから結局Seeedが供給する形態の方がユーザにとってもプロジェクト開発者にとっても(粗利が変動するとは言え)、ハッピーなのかもしれない。20世紀末の今となっては死語となりつつあるPDA全盛期を知るオジサン・オバサン達はPsion5モドキやARMv7ベースのPDA風なプロジェクトが法外な価格で情報開示されるとものの見事に騙される(私も騙された口で予約注文した商品が届いた例が無い、完全なる詐欺商法:怒:)哀れな被害者は少なくなる事を願っている。
なので様子見、だろうか。CM4に限らずzero2wが供給再開されるなり、謎の支那製のRISC-V風のzero2w似のMangoPiとかいった素材に使えるボード・モジュールも入手可能になるならば、これまた支那の大小さまざまな商売人がこの手の商品を大量にAmazon等に出荷して、彼らのレッドオーシャン症候群の興亡(或いは自滅)が繰り返されるのだろう(か|なぁ)。それはそれでまた楽し(悪趣味ではありません:)。
この手のスキームというかエコシステムは裏に支那のEMSなり流通業者がそれを力強く支えているのが昨今のパタンだから、これらのn番煎じが続々とリリースされ、20世紀末のPDAブームを懐かしむジジババの購買欲求を刺激する事を期待します(予算組んどかなきゃ:)。