aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

フランケンシュタインコンプレックス

 これは滑稽な記事。もし内容が本当であればOpenAIなる弱小ベンチャー企業が世界を支配する(スカイネット?ですか(大笑):)技術を実現しうると妄想したらしい。ここで取締役会を構成するのが1名を除きエンジニア・研究者では無い素人さんであったのもポイントかもしれない(この記事内容が本当なら、ね):

jp.reuters.com

 う〜んそれならGoogleでも同じ動きが必要だし(確か高齢の研究者がそれを理由に退職したような)イーロン・マスクもそんな未来予測(笑)を一時期言ってたから・・・とかいう情報操作に惑わされてはいけないのだろう。ベンチャー企業の取締役は金で動く存在(特に民間企業は金の為に起業したのだから:)だし、よしんばそうだとしてもあのMSが世界のPCをBSODで破壊したり、ExcelやWordやパワポを固まらせてユーザをうつ病に陥れたりする事はままあるだろうが、リセットすれば何でも解決(あるいは誤魔化せる)文化の一民間企業如きにかような高度且つ崇高な理想を理解出来る能力があるとは到底考えられない(もしあるならばTeamsやOfficeやWindowsの不安定さを解消してからに願いたい。AIはこれら30年前のソフトとは比較にならぬ程、高度で複雑なものなのでは?)。

 リスクって便利な言葉で言い訳探しか詭弁のツールに過ぎないからリスクを連発する輩は信用に値しないと個人的には考えている。

 それとも今時点の演算能力と機能程度でそのリスクとやらを心配せねばならぬ程に高度な処理を生成型AIは処理しているのだろうか? 寧ろ自らが起こしたフェイク情報(画像なり、テキストなり、動画なり、改竄歴史なり)に自家中毒する権威主義国家(20世紀用語で言う共産主義或いは全体主義)がお間抜けなだけではないのだろうか。まあ、そのお間抜け情報に世界が騙される可能性は充分にあって(クンクンランドの大統領選や台湾次期総統選など)は現実のリスクとして存在する見立ては正しいのだろう。だからそれを検出する技術を開発するというVirusやマルウェアと同じサイクルを今後は繰り返すのだろう。

 フランケンシュタインコンプレックスを拗らせるのは科学的素養や知識に欠ける所謂文系メディア様や自称進歩的知識人(ド文系)であるのは歴史が証明している。こういう輩はハリウッドのB級映画を見るよりAsimov(すみません、馬鹿の一つ覚えで:)等の古典的SF作家の作品なり、古典的SF映画なりを再鑑賞されては如何だろうか?

まあ、今で言う処のオタク文化とも言いますが:)