aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

見落とし

 肯定的に捉えたい(自己の過去の経験含めて)記事。全銀+NTTという超大手さんらが20世紀では当たり前だったシステム障害の報告を多大な工数と謝り担当経営層を並べての会見だが、21世紀になって某みずほ障害を発端にこういう定型化されたまともな会見を見なくなってしまった気がしているのは私だけだろうか。結局原因不明(或いは擦り付けあい)でCTOレベルの幹部も存在(或いは逃亡)せず、一方SIerはといえば危機感の無い(アクセンチュアになりた〜い、とは申しませぬが:)CEOさんが公共システムは売上低いし、俺海外SIer担当だったから知らんわぁ(単なる妄想です)で担当本部長も担当SAもビジネスマナーすら喪失して国会にスマホ持ち込んで注意される担当大臣からブチ切れされる小学生レベルの痴態というかワイドショーレベルの三文芝居ばかりみせられた国民(市民ではないよ:)からすると、ある種精神安定剤になったような(上記記載は実態を知らぬ一個人の単なる妄想に過ぎません:)。

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 この記事を書いた記者のスキルが日経駄目テックの記者相当と仮定したとしても結論は当業者としてはあるあるで無難な落とし所でもあろう、例えが適切かは解らないが航空機の事故調査や、原発等の巨大プラントの事故調査とも通じるものが無いでもない(単なる私の主観です:)気がする。全銀システムは典型的なWaterfall型の開発モデルであり、アジャイルがうんちゃらとか抜かすオタク文化野郎共とは異次元な社会公共システムであり、決済システムという自由主義経済を裏で支える基盤システムだから、ダメテック芸人木村(呼び捨てが妥当:)如き三下がとやかく抜かす事柄でも無い。無視が順当:)

 そういえば駄目テック見なくなって脳内から排除して以来、随分とストレスが減った気もするがその分親会社の日経さんが外人部隊投入でポエマーや記者だけが知る理念ワールド(それも20世紀の劣化コピー:)を垂れ流すのでメディア・出版業界の凋落が加速されている状況。そもそも基盤となるべき経済記事が記事の体を成して無いから購読者(紙、電子含めて)が下げ止まらないのは当然であろう。