RISC-Vどうだろう？と書いたらRenesasさんからRISC-V32独自開発の記事。EEtimeより：
これによると急成長のRISC-V市場にARMでは（社内の派閥抗争もあり）出遅れたRenesasがRISC-V32（ここ重要。６４ではなく）独自MCUを発表した模様。既報によるとRISC-V64のMCU/MPUは台湾のIPベンダの利用であったと記憶しているので先の見えてきたRXの後継を目指すかそれともRZ/RAの次を志向するユーザを獲得する為か知らぬが日本のモトローラ・Freescale化症候群そのもの（あるいは重度：）なResesasが多大な血の代償を払って辿り着いた先にウイニングコンビネーションとやらがあると善いですねぇ・・・
今はデカップリングの影響でTSMCも日本と欧州に工場建設と支那排除に伴う逆漁夫の利（支那から奪われた半導体業界勢力をクンクンの他力で奪い返す機会が到来）なのかはたまた毎度の何かの罠に嵌って自壊するか（政府系ファンドがリスクの最たるものとか？）、少なくとも同じ失敗の二度三度繰り替えす業界か否かを見定める物差しにはなるかもしれない。
まあ、ある種の先行投資というか撒き餌なのかもしれないが（社内プロセサ技術者のスキルアップになるかもしれないし、個人でも：はてなでも：RISC-VのISA自作されている方もいるくらいだから、オープンISAなRISC-Vの人材確保は他のClosedなアーキ（ARMがそうとは言ってませんよ：）と比較して優秀な人材を確保しやすいのかもしれない（単なる一個人の妄想です：）。
