既報ですがH3ロケット2号機成功の報。ロイターの記事だがタイトルが味わい深いので引用します:
一年前の1号機の(予想外な)失敗で今回の2号機は背水の陣でJAXAは臨んだ様で、さまざまなリスクヘッジの施策が施された上での打ち上げ成功(よかったよかった)。今回はメディア様も微差はあれど事実をそのまま報道:
H3のコスト目標はH2A?の半額の50億円だそうで前回の二段目起動失敗も宇宙グレードではなくコストダウンの為に採用した自動車グレードの部品(個人的には自動車用は通信グレード並かそれ以上の高品質品なのだが:)で宇宙グレード並の信頼性を確保する為に冗長設計を強化した筈がそれが影響した可能性(最終的に原因特定は出来なかったそうだが)も踏まえて被疑箇所への施策と、更なるリスクヘッジを重ねた上での今回の成功を引き寄せた:)
何度申し上げても言い切れないが
成功おめでとうございます(心から)。
20240218 7:28追記:産経新聞によるJAXA責任者へのインタビュー
脳内正義(その人にとっての:)な理念デッカチさんや産経含めたメディア様にはなし得ない、失敗に学ぶ、とはこういう事なのだろう。反芻せよ(我)。
20240218 16:05追記:H3ロケットのコストダウンと素材見直しに関する記事。一般紙の読売新聞より:
数がそこそこ出る自動車用部品で回路やファームウェアやシステムを工夫して宇宙用途(場合によっては軍事用途:)に適用出来る技術、総合的には国際競争に勝つ為のコストダウンと信頼性確立技術、が肝要なのだろう。
20240220 4:23追記:サイエンスポータルの記事。纏めの意味もあり、私の如き一般人向けのわかりやすい解説が好適:
一部重複もありますが、この手の記事は布教の意味も兼ねて、メディア様の常套手段の如く何度でも繰り返すのが吉。これって宇宙教布教活動なのか(まさか)?