aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

20倍

 俗世で接する数字で0.001%が0.02%に大幅アップ!とか電車内広告で言われても、はぁ〜:)との印象すら無かったが、今回の日銀のマイナス金利解除(日経がストーカーの如く誤報を重ね飛ばしを重ね、あげくの果ては日銀ではなく政府方面:)からのリークで下手な鉄砲も数打ちゃ当たるで大々的に報道しているがそれは無視して、預金金利更新についてのロイターさんの記事(日経のゴミ記事なんて引用しません):

jp.reuters.com

 マイナスから零に変更だから利上げの一種なのかもしれないが、現在の金利が0.001%という事態にデフレの時代が長かったと回想するも、MUFGは21日から、SMBCは4月1日(遅いね、経営判断のスピード差がここにも)改訂で

 0.001% → 0.02%、故に 0.02/0.001=20倍

 なる数字でありました。ネットバンクで時折、誤差のように記録される金利が20倍に・・・だが、雀の涙の如き老後の蓄え&生活口座の利子も20倍に・・・と何もしないで小銭が入るのはデフレからの脱却を実感出来る時なのかもしれない。

 そういう訳だから金融機関さんもメガバンクに追従して金利改訂に走る(この辺は横並びの毎度のパタン、良きにつけ悪しきにつけ:)から、まあ、悪い話でも無いのだろう。

 

 無論、借金している方(ローン、リボ等の類)の金利も当然Upするが、インフレモードに世界(除く支那:)が突入する中で、金利がインフレ率を下回っている限りに於いては借金する方がお得、となる筈。そんなこんなで時折届くMUFGダイレクトからのメールに金利Upと関連金融商品の勧誘が増えそうな気がする、というか銀行さんも本業回帰(インフレモード時代の)されると今のジリ貧から少しでも脱却出来るのでは? まあ、お荷物のIT詐欺師から吸われているシステムも早く掃除しないとね:)

 

20240320 8:14追記:念の為に日銀総裁会見の記事、同じくロイターさんより:

jp.reuters.com

 一方日経では:

www.nikkei.com

 普通の金融政策と日経語では金融正常化(では、今は異常なのか?)と誤訳する。毎度の事ながら外信の方がまともに見える(というか日経が○○○だから、マクロ経済分からないみたいだし)のが悲しい。