Forbesの記事。言葉のインフレが進む昨今では時折聞く語彙ではあるが、今回はどうか。無論西側メディア且つウクライナ支援の視点であるから狐にとっては歴史的大失態であるのは言うまでも無い(くどいですね:)
以下引用:
ウクライナはロシア西部クルスク州に侵攻しても、それでロシアとの戦争に勝てるわけではない。ウクライナ軍は現在、同州で1000平方kmほどを支配下に置いているもようだが、この「緩衝地帯」(ウクライナ政府)を長期にわたって保持していくのは容易ではないだろう。ロシアの政権はすでに、軍に対してウクライナ軍を駆逐するよう指示している。
それでもダメージは生じている。ウクライナは領土以上のものを勝ち取った。クルスク侵攻はウクライナにとって、ソーシャルメディア上のプロパガンダ(宣伝)戦で最新の大成功になったからだ。ロシアの最も熱烈なプロパガンディストでさえ、この状況を取りつくろうことはできない。
ロシアにとっては、この侵攻は国民から隠し通すのが困難な新たな失敗になった。隠すのが難しいのは、ソーシャルメディア時代にあってはニュースは瞬時に広まるからだ。
南カリフォルニア大学コミュニケーション・ジャーナリズム大学院のジュリアナ・キルシュナー講師は「クルスク州でのウクライナの進軍はロシアとウクライナの戦争で決定的に重要な瞬間になりました」と話す。「ソーシャルメディア・プラットフォームが引き続き主要なニュース源となるなかで、ウクライナの現在の攻勢もそれらのスペースで、とくにロシア中心の視点をもつユーザーやグループによって、偏った解釈をされながら話題にされていくでしょう」戦争を日常に持ち込む
ロシア当局は、今回の侵攻は襲撃だとし、ウクライナ軍はすぐに押し戻されるとの見解を示している。だが、これは第二次世界大戦以来、外国の軍隊によるロシア領土への最大規模の侵攻であり、ソーシャルメディアで見て見ぬふりをするのは難しい。
ロシアの政権はキーウを3日で占領すると約束していたが、それを果たせないまま2年半が経過している。そしてウクライナ軍はすでにクルスク州に2週間近くとどまっている。
ニューヘイブン大学のクリス・ヘインズ准教授(政治学)はこの侵攻がもたらす影響をこう解説する。「ウクライナが占領した領土を保持できれば、ロシアへの侵攻は交渉カードとして使えるかもしれませんが、ウクライナの攻勢による影響はむしろ、戦争を一般のロシア人の居間やおしゃべりの場に直接持ち込むというものになる可能性のほうがずっと高いでしょう」
無論、狐の統治システムはこれを無効化する様に作用するだろうから、表向きは平穏かもしれないが、水面下で広まり蓄積されていく・・・という規定事項から西側の一部が期待する状態(どんな状態とは言ってませんよ・・・狐刈り、とか:)に推移するなど、期待するものはいないだろう(明日にでも支那が崩壊するとか念仏を唱えるニートさんらの如く:)。
さりとて、現時点ではウクライナの今回の作戦とその効果は非常に有効に作用しているように見える(それだけ機密保持と高いリスクをウクライナ軍が取ったと言う事なのだろう:凄い:)。
さて、次なる動きは・・・