aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

リアル書店とセルフレジ

 今日は通院の日だったのだが、25〜29日は都合で休みだった模様。帰りにリアル書店に久々に寄って世界の艦船(多分、電子版は無い筈)の紙バージョンを購入したのだが:

 そこには巨大なセルフレジがあったのでした(びっくり)。

 最近はセブンでもセミルフレジというか現金管理をSCOモドキに任せて店員はレジ操作をしない方向の様だが、プリペイド決済に異様に手間の掛かっている書店業界は現金、クレカ、図書券(これがプリペイドのつもりなのだろう)しか決済対象では無いらしい。余談だがこのSCOモドキが傑作で私の長年の価値観を揺さぶる物だったので記しておくと:

 ・紙幣投入は長手方向で媒体を縦(言葉どおり)にして投入する。

 ・バーコードスキャナは上方に設置され、書籍のバーコードを上にして翳す

 ・顧客はタッチパネル(タッチパネル付きLCD)を操作して決済する

 一番衝撃を受けたのは店員さんの言う”たて”の意味がまさか長手方向で媒体を立てて投入するなんて思いも付かなかったのでまごついてしまった。鑑みるに水平投入の現金ユニットをスペースの関係で横にしただけの様で店員さんのいう”たて”とはそういう意味だったらしい。決済後に今後はこうなるのか?と尋ねるとそうだと言うので、

 多分、余程の事情が無い限りはこの書店、使わんわぁ(げんなり)

 と思いを新たにしたのでありました。その理由は:

 1.プリペイドSuicaが使えない図書券に誘導したい)

 2.(私の価値観では)あり得ない操作性

 3.ルフレジは大嫌い

 であります。意識高い系ローソンのSCOモドキはもっと酷くて顧客を舐めてるのかと思ってしまった(おまけに変な店員から変なオジサン扱いされるし:)。

 人手不足故の対処だろうというのは分からんでも無いが、書店業界というかECに対抗しようとECに背を向け、ビジネスモデルを刷新しない業界(銀行、新聞、テレビ、書店、等々)は残念ながら衰退必至の業界(戦後78年でその使命を終えつつある:リテール書店としては:)は例えばコンビニ+薬局(ローソン系で存在する)やコンビニ+雑誌書店といった生存確率の高い業界配下になるしか生き残る道は無いのではないだろうか。

 結論:今迄以上に電子書籍を主とし、紙の本でもAmazon+黒猫で買います

 残念な事だが、私の生活パタンとリアル書店との交差点が無くなってしまった。なのでリアル書店は今後はリアル立ち読み店としか機能しない(私の視点です:)のはとても残念な事。

20230827 13:03追記:

 世界の艦船Kindle版存在する様です。電子書籍が無い雑誌は軍事研究ぐらい?