aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

所詮サプリは健康食品

 最近一部のサプリの含有物が世間を騒がせている様だが、この記事は健康食品であるサプリメントの効果なんてこんなもんとの実験の記事:

forbesjapan.com

 実は足がつる事が時折あってCaとビタミンD風なサプリを試した時期があったのだが面倒で(私のサプリ優先度では最下位だったので)いつのまにか止めてしまったが別段足がつる症状は変わらないというか殆ど無い。そもそもたかが健康食品に過ぎないサプリメント(言葉通り)に過度な期待を抱かせるメーカもそれに引っ掛かる私の如き無知な消費者間の誤解の連鎖(期待とも)で健康食品市場は成り立っているのだから、某サントリーの如く法外価格でセサミンとやらを売り付けたり(大半な広告費用なのでは?)、いわば合法的無法地帯である訳で、小林製薬の件もメーカが責任を持つというカテゴリのおかげでメディア様(特に産経が酷い、鬼の首を取ったかの如く、小物めが:)は煽っておられる様だが群馬のチンパン時代の支那毒餃子の時とは煽り方が別世界に見えるのは私の記憶違いだろうか(最近、鶏頭故)?

 話を戻すと上記記事によるとビタミンDもCaサプリも骨折防止に効果無しとの結論という事らしい。確かにサプリメントと称する健康食品で日常生活での成分補給を補う(故にサプリメントと理解しているのだが)健康食品に過ぎないから、メーカも効能を担保した医薬品とは異なるのは当然でそれを承知で縋る消費者なるカモを相手にするビジネスモデルは化粧品や他のビジネスと同様な訳であります(ああ、批判している訳ではありませんよ。実際さまざまなサプリを選択出来るので助かっているし)。

 既に厚労省消費者庁配下の天下り団体や活動家主体のNPOなる怪しげな団体さんから無数に存在するサプリの格付けサイトが存在しているのだろうが、今回の件も踏まえて医薬品レベルとは言わぬは信頼出来る(=監督官庁配下或いはその情報に基づくもの)広報システムが存在しても悪くはない気がしている。

 まあ、金欲しさにアフィリエイトサイトで虚報すれすれの誤報をばら撒く輩は増える一方(金になるので)であろうから、メーカの責任だけで済ませるのか小林製薬のサプリの如く死亡者が出た経緯を踏まえて監督強化あるいは規制変更するか、多分官庁は死者が出ると動く組織だから(財務省しかり、ね)事態が収束した段階でこんにゃくゼリー以上の反応が起きると良いのだが。